【感想】契約結婚はじめました。5 ~椿屋敷の偽夫婦~

白川紺子, わみず / 集英社オレンジ文庫
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
2
3
7
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 安美

    安美

    2023.6.24 読了。
    椿屋敷シリーズ、最終巻。短編7作。

    今作は最終巻ということもあり椿に関しての謎解きは少なめ。普段は小説とライトノベルを区別して読むことはないのだけれど「こういう作品がライトノベルというのかな?」という感じでサラサラ読めた。全体的に和やかな一冊で、最終巻なのだからもう1回くらい波乱があっても良かったのかなぁ〜と思う。
    一冊の半分くらいはすみれ荘の話だったので「椿」についてネタ切れ感も少々感じた。
    ほっこりしたい時に読めばリラックスできるかな?という感じ。

    個人的に白川さんの作品の調理や食事風景の描写が丁寧で好きだったのだが今作はかなり少なめで少し残念。

    続きを読む

    投稿日:2023.06.24

  • tomojuju

    tomojuju

    なんか思いの外あっさり着地してしまって逆にこの先大丈夫かしら、と言う気がしちゃった笑

    2022.4.2
    50

    投稿日:2022.04.02

  • 恵瑠

    恵瑠

    契約結婚シリーズ全巻読了。
    椿屋敷視点が意外で面白く、若隠居と呼ばれる柊一、19歳なのに家事が得意で落ち着いた香澄、2人のやりとりがほっこりで、全巻制覇したくなり。
    穏やかに読み進められる作品だと思う

    どの巻でも、椿になぞらえた事件(事件?相談事?)でストーリーが進み、その解決により2人の距離が縮まっていくように思えた。
    2人の食卓描写が、毎回美味しそうで惹かれてしまう。
    登場人物がみんないいキャラで、ご近所にいてくれたら楽しいだろうなあと。

    半分くらいは、すみれ荘でのスピンオフ作品であることと、椿屋敷でのエンディングがやけにあっさりで、そこがちょっと残念だった。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.04

  • ユイ

    ユイ

    直前に読了した本が
    「悪くはないけどもうすこし、こう、すなおに生きれる環境になれたらいいね…」
    と、いう読了感やったので、次に読む本は契約結婚と決めてた。笑

    これでもか! と、ばかりに、すなおでまっすぐで、ささやかな生活を営む雰囲気を吸うでー!

    …と、そして、吸って、あれ、このシリーズここで完結? まさかね…?

    下鴨アンティークで知った著者、下鴨アンティークも面白かったけどこちらのシリーズのほうがより好き!
    なぜなら、ちょっとだけ庶民的やから…(笑)。ちょっとだけね…(笑)。

    柊一さんの「往生際の悪さ」(褒めてる)にはちょっと笑ってしまったけど、終わりよければすべてよし。
    香澄さんは、そりゃ、よく考えたら家出しちゃえる馬力はあるもんね。こうなるよね。

    すれ違いのもじもじ加減もめちゃくちゃ好み。このくらいがいいです。
    そしてすみれ荘も気になるねー(笑)。

    わりと一歩引いちゃうというか、飄々としてるキャラばかり書くイメージがあるので、あわはらさんは動のキャラで、でもこちらもまた魅力的ですてき。もちろん朋香ちゃんも。

    朋香ちゃんはこれまでちょこちょこ名前が登場してたけど、こんな子やってんねー。いい裏切り。

    晶紀さんは振り回され体質やから(笑)、このくらい振り回されといたらいいよ。

    とにかく、最後まで(?)人間以外が主観で話が綴られていて、最初は
    「えっ? 家??」
    って思ったけど、これはこれで、見事やったなあ。

    さすが、著者。これがシリーズ最後なんかどうかはわからんけど、まだ未読の別シリーズはあるので読みたい。
    続きを読む

    投稿日:2021.08.15

  • 虹風 憂璃

    虹風 憂璃

    このレビューはネタバレを含みます

    完結巻。
    最後にもうひと萌えあるかと思ったら、なんというかあっさりと終わってしまった。
    半分以上は番外編というか、スピンオフというか。

    檀君の恋にも決着がついて、さらに鷲尾さんにも春がくるのか?というエピソードも。
    少なくとも、新しい友達ができて楽しそう。

    綺麗に全部終わったので、これにて完結、かな。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.07.30

  • ゆづき

    ゆづき

    このレビューはネタバレを含みます

    本筋の椿屋敷があまりにも穏やかなので、何となくぱきっとしたすみれ荘の、陰りまではいかないシュッとした感がちゃんとある様子に、きゅうっとした。
    それにより星ひとつ増量。すき。

    偽夫婦も勿論きらいじゃないんだけど、しあわせ安全圏すぎてたまに若干物足りない。わがまま。笑
    何だか色々あった本編のあとの、ご褒美としての「その後」みたいな平和さなのだ。
    メイン筋がそれって、珍しいアプローチな気もする。
    これまでの巻の物語を明確には覚えていないけれど、荒ぶらないイメージ。

    少し前に読んだ「後宮の烏」3巻でもそうだったけど、ちらちらと冷徹感が見え隠れするから、きれいを追っていてもそういう感情もあるんだってハッとするし、だからこそ椿屋敷は特に、振り切った癒しへの欲求なのかな、と思わされたりした。

    言い方が腹立つから、意見がもっともでも素直に聞けない、と苦情を受けた晶おにいちゃんをとてもとても応援したい。
    まあ、「子供ですか」扱いでおにいちゃんは勝利しているけど……。良いな……。

    それにしても、他シリーズでもそうだけど、美味しいものへの執着というか、たべものの美味しさ万能説がすごい。健全である。。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.07.23

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。