【感想】枕元の本棚

津村記久子 / 実業之日本社文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
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ブクログレビュー

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  • tatsuki

    tatsuki

    普通に過ごしていてなかなか手に取らなそうな本の書評。
    作家が取材以外に、情報収集するための本ってこういう本なのかと垣間見えた気がする。

    投稿日:2024.05.08

  • Muure

    Muure

    ”第5章 このぐらい頭がよかったらなあ”の章で紹介されていた本はどれも読んでみたいと思う本ばかりだった。紹介されている本を読んだことがなくても、作者の独特な紹介や感想が面白かった。

    投稿日:2023.08.07

  • Anno

    Anno

    芥川賞作家の津村記久子さんが、独自の感性でセレクトした58冊の読書案内。

    津村記久子さんの本の紹介本、あるいは読書エッセイ。
    自分の思い出や感じたことに絡めて、この本はこういうところが好き。こういうところが面白い。こういうところが素晴らしいと紹介しているのがとても良いです。
    本当に好きな本なんだなぁと思えて、普段の趣味から外れた本でもぜひ読んでみたくなる。例えば、私はオリンピックやワールドカップ、WBCなどの時期でもほぼ中継やニュースを見ないくらい普段スポーツに関心がないのですが、「スポーツの本」の章を読んでいると何だかとても楽しそうに思えてきます。新しいものに興味が湧くのは、なんだかとっても素敵な感覚。

    「開いたページを読んでみる」の章も楽しいです。
    津村さんは図鑑などをぱらぱら読むのが好きだそうで、どこから読んでも楽しい本が一番ページを割いて何冊も紹介されています。ぱらぱら開いたページを読むのは、もったいない気がしてあまりしたことがないのですが、一冊を通して読むのとはまた別の、大げさに言うと背徳的な楽しさがありそう。

    また、わたしの小さいころの思い出の本も紹介されていたのもうれしかったです。
    五味太郎さんの『ことわざ絵本』。祖父母に買ってもらって、繰り返し眺めていました。一般的なことわざは全てこの本で知った気がします。五味太郎さんの絵本は色々持っていましたけど、この本と『正しい暮し方読本』を繰り返して読んでいました。ちょっと漫画みたいで楽しいんですよね。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.15

  • agnes

    agnes

    大好きな作家の書評エッセイを読むのはまたとりわけウレシイものだ。6年ぶりくらいの再読だがこんな本も取り上げてたんだという驚きもあり、小説を読むのと同様の津村さんの文章を読む喜びも存分に味わえて、おまけに読みたいと思う本も新たに発見した。続きを読む

    投稿日:2022.10.29

  • モリゾウ

    モリゾウ

    この人はどんな本を読んでるのだろうと気になる人の一人。図鑑とか、雑学系?の本が結構お好きなようですね。でも後半には結構硬派な本も並んでいて、参考になった。

    投稿日:2021.09.05

  • 浮気なスー

    浮気なスー

    このレビューはネタバレを含みます

    こここ、これは凄い。何が凄いって、この本の中で、津村さんが紹介されている本、ほぼ1冊も、自分は、読んだことが無い!という衝撃の事実が、凄い。自分的に。

    津村さんの著書は、好きなものが多いのです。ですので、勝手に、津村さんと自分の読書体験というか読書傾向は、ちかいもんだと思ってたんです。勝手に。津村記久子さん、1978年の1月生まれという事で。で、自分、1978年の3月生まれなんですよね。ですので、この世の中を見てきた過ごしてきた期間と世の中の雰囲気、ほぼほぼ一緒のはずなので、なんか、勝手に、似たような傾向の本を、読んできている筈、とか、勝手に一方的に思っておりました。マジすみません。

    いやもう、津村さんの読書量が、マジぱねえな、ってのが如実に分かりましたね。これらの本も読みつつ、いわゆるきっとおそらく、メジャーどころの小説とかも、ガンガン読んできて来られたでしょうし。多分、ウルトラ読書家なんじゃねえのか?とね、思う次第です。感服する次第です。いやしかし、自分も、まあまあ読書家の方だと、勝手に自負してたんですが、こら全然アカンわ。津村さんの足元にも及ばんわ。井の中の蛙ですわ。はあ、、、もっといろいろ、本、読もうっと。

    ただ、実は、実は、津村さん、ホンマにすみません。マジすみません。この本を読んで、津村さんが紹介されている、色んな本の数々を、、、「俺も読みてえ!」って思ったかというと。すみません。実は、そんなことは、なく。ただただ「津村さん、俺の全然知らん本ばっか読んでるやん!?マジすげえ!」って、驚くばかり、という読書感想でした。なんか「俺もこの本読んでみようっと」とはならんかったのが、、、なんでやろ?マジ不思議。

    又吉直樹さんの「第2図書係補佐」を読んだ時は、「ああ、なんかこの又吉さんの紹介してる本、俺も読んでみたいなあ~」ってね、結構ね、思ったんですけどねえ、、、うーむ。不思議。不思議でござるよ。

    あと、津村さんは、いわゆる1990年代~2000年初期年代当たりの洋楽に、ウルトラ詳しいみたい、なのですが、、、そうですよね?確か。違ったらこめんなさいです。ま、そのあたりの洋楽は、自分にとってもスゲエ思い入れは深いので、いっぺん、津村さんの、その年代の洋楽のディスクレビューなんかも、著作出してみて欲しいなあ~。アレだ、村上春樹さんで言うところの「意味がなければスイングはない」の津村記久子さん版、みたいなヤツ。それはまた、すげえ興味深い。うん。興味深い。

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    投稿日:2021.07.12

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