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内村理奈 / 平凡社 (10件のレビュー)
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総合評価:
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kijinekodou
マリー•アントワネットが生きた時代や恒星に与えた影響(ウージェニー皇妃とか)にも触れつつ、服飾そのものにフォーカスされていて面白かった。ボタンや織物、刺繍の箇所は個人的に好きなので読んでてワクワクした…ところ。アントワネット好きというより、ロココ調の服飾が好き、ヒントを得たい人向きの本かも。続きを読む
投稿日:2024.02.11
1085kitutukee
マリー・アントワネットが生きた時代の服飾史(モード)のみならず服飾・繊維産業についてなど、幅広く取り上げられている。 それにしても、亜麻布の漂白にかかる工程の多いこと!下着と揶揄された白いモスリンド…レスも相当な値段だったのではないだろうか。 マリー・アントワネットがフランス宮廷で馴染めなかったこととして、公開着替えが挙げられることがある。現代を生きる私は、裸を人前にさらすことが嫌だったのだろうと思っていたが、驚くことに18世紀の高位女性は下位ならば男性の前でも裸になることに羞恥心は無かったそうだ。 とすれば、彼女が本当に嫌だったのは何だったのだろう。着替え手順の身分序列エチケットだろうか。 感性は時代とともに変遷するので、歴史を紐解くときは気を付けなくてはならないと改めて感じた。 ところで、当時のかつらの材料は何だったのだろう。人毛を脱色していたのだろうか。本書にもかつらの項があるが触れられていなかった。気になる。続きを読む
投稿日:2023.02.02
NFCC図書館
第1章 銀色の花嫁衣裳―異国へ嫁ぐ日 第2章 ヴェルサイユの装い―宮廷衣裳・乗馬服・髪型 第3章 恋の舞台は舞踏会―仮面と靴下留め 第4章 田舎暮らしへの憧れ―モスリンのドレスと麦わら帽子 第5章 永…遠の王妃―指輪と白い肩掛け続きを読む
投稿日:2022.07.26
わかに
マリーの人柄からあの時代の生活様式、歴史的事実がよく分かる。1つのことを掘り下げると、物事が広く見えてくるのね。
投稿日:2021.11.04
奏
18世紀への夢や憧れが広がる、マリー・アントワネットとファッションに関する本で結構専門的な本。自分のものとして、家に置きたい本か…と聞かれると、うーん…という感じ。それは学術的というか専門的で難しいと…思う箇所がいくつかあったから。でも、可愛くて、電子書籍だともったいない本。 続きを読む
投稿日:2021.09.19
rosemacaron092
面白かった! レースや布を織るのに想像を絶する苦労と手間が掛かっていて、人間の執念気持ち悪…!と思ったり、当時の人々の生活の話が、ポケットにものすごくたくさん物を入れるのが当たり前だったりして、親しみ…を覚える史実が詰まっていて楽しかった。 続きを読む
投稿日:2021.03.30
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