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渋沢栄一 / 実業之日本社文庫 (1件のレビュー)
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加藤 玄一郎
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日本の近代資本主義の父と称される渋沢栄一の代表作である、青淵百話を現代語訳・抜粋したもの。日頃の心構えから仕事術、読書方法まで、渋沢の金言が詰まっている。 印象に残ったエピソードを2つ。 ①道理を通す 冨貴卑賤を問わず、生活・仕事において道理を通すのが重要。渋沢の愛読する論語においても金持ちが悪いのではなく、金持ちにありがちな奢りが良くないと説いている。立場によらず常に世の中のためになるような行動をする必要がある。 ②順境・逆境について 順境・逆境は「人為的」「自然的」の2つに分けることができる。人為的については、自分の努力量に応じた状況となっているだけであり、必然である。一方自然的は不可抗力であり、覚悟を決める必要がある。逆境で苦しいときも、人為的か自然的かを見分け、人為的であれば努力不足のため勉強し直す。自然的であれば、悩んでもしょうがない。道理を尽くすのみ。
投稿日:2021.03.24
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