【感想】虫の文学誌

奥本大三郎 / 小学館
(1件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • advicekiyomidosu

    advicekiyomidosu

    虫が大好きな作者だが、昆虫図鑑のようなアプローチではなく、文学などから日本を含む、海外にまで範囲を伸ばし、どんな風にその国民が虫を捉えているかが書かれている。

    膨大な資料は、もはや作者が言うところの「私のような、、、」と言う謙虚な言葉すら霞んでしまうような膨大な抜粋が。

    同じトンボでも、日本では武士道の上からも、馴染みがあり好まれていて、子供たちもその習性を熟知し、「トンボとり」の歌まである。
    だが西洋では、悪魔のような扱いで嫌われている。
    だがエミールガレの作品にはトンボがあるがあれはいかに?と。それは日本の浮世絵など葛飾北斎の影響が濃厚のようだ。浮世絵からその美しさを再認識した西洋人がモチーフとして使うようになったからこそ、あのガレの作品につながる。
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    投稿日:2019.12.06

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