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ボストン・テラン, 田口俊樹 / 文春文庫 (12件のレビュー)
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marumaruchan
「視線を交わしたその燃え上がるような一瞬、ふたりは一生分の思いを語り合った」 「その犬の歩むところ」に続き二冊目のボストン・テラン。奴隷制度に立ち向かう内容それ自体も感動的なのですが、それを表現する著…者(と訳者)の文章が深く心に入り込んできます。要所要所で出会う心打たれる文章を二度読みして味わいながら読みました。 「眼にしたすべてのものが少年の一部となり、少年もそのすべてのものの一部になる」 奇しくもこの本を読んだのは7月3日4日でした。続きを読む
投稿日:2021.07.04
rh12
読んだ時期によって本の印象がより強烈になるということがありますが、これはBlack lives matterが広がっている今読めて良かった本。オリバーツイスト×BLM(だけに限ったものではないが)…テ…ランは人間の素晴らしいところを素晴らしく書くなあ。また格好良い女性が出てきたなあ。続きを読む
投稿日:2020.09.29
Hi-chan57
かくして、少年はおとなになっていく…。けれども、その道のなんと険しいことか…。一人で考え一人で悩み一人で決めて一人で傷つく…。ただ、それが出来て初めて「おとな」なのかもしれない…。
投稿日:2020.08.20
Gen.
ミステリーでは無いかもしれないが、少年の結末がどうなるのか 一気読み。 面白かった。この時代が今に繋がっているのかと思うと現在のアメリカの悩みは深刻やなー。 ボストン・テラン読もう。
投稿日:2020.07.26
kazha
このレビューはネタバレを含みます
CL 2020.3.10-2020.3.14 釈然としないことがいろいろ。 主人公が生き延びるために他の人が死ぬことに抵抗を感じる。 ディクシー・ジャックはバトラーを拐って競りにかけ、イードンの母親に落札させ、その後バトラーがフルトンに向かったら殺すために追いかけた。だったらどうして拐うのではなくて殺さなかったのか。 バトラーはケープジラードを出る時、どうしてイードンを連れて行ったのか。そのためにイードンはもはや母のもとに二度と戻れなくなった。 あと、悪党の二人組、優秀すぎる。それと一番人種差別をしていないのはトゥーリなんじゃないかと。
投稿日:2020.03.10
yunomiss
19世紀半ば、人種差別が横行するアメリカ。父親の負の遺産を継ぎ、贖罪の旅を歩み出した少年の物語。 出会いと別れが少年の血肉となる。冒険小説としての躍動と、虚構と言い切れない問題意識。 読んで良かった。
投稿日:2020.02.29
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