【感想】「カッコいい」とは何か

平野啓一郎 / コルク
(50件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
8
13
17
2
0

ブクログレビュー

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  • 犬墨(イヌズミ)

    犬墨(イヌズミ)

    勉強の合間、案の定脱線して図書館の本棚を眺める。
    今の私に刺さりそうなタイトルを発見。
    (やめてくれ、今はそれどころじゃないんだ)と思いつつ、読みたい本リストに記録して、そっと書を棚に戻した。

    投稿日:2024.01.05

  • ばきちゃん

    ばきちゃん

    筆者の博識と分析力には、常々、感嘆の念を禁じ得ない。カッコいい!という表現を考察した文章だが、、非常にレベルの高い内容で、読み応えがあった。

    投稿日:2023.03.08

  • 鴨田

    鴨田

    平野啓一郎さんの本で小説以外は初読。
    最後は主観でしかないはずの「カッコいい」についてトコトン考察する本。

    最後の方で、クールジャパンといって、国がカッコよさを煽る姿勢自体が「カッコ悪い」とぶった斬る。

    ビートルマニアの自分としては、『アトランティック•クロッシング』(大西洋横断)の章が一番おもしろかった。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.22

  • 棚田 弘一

    棚田 弘一

    小説家が書いた、「カッコいい」に関するエッセイのような本。読みやすく、しかし470頁にも及ぶなかなかの分量で、古今東西のカッコいいを自らの主観も交えてたっぷり語っている。

    カッコいいという概念自体は遥か昔からあるが、「カッコいい」の言い回しは意外と歴史が浅く、1960年代あたりから出てきているらしい。それはともかく、本書で何度も言及されているようにカッコいいの種類は多様で、人それぞれで感じ方も変わってくる。カッコいいの逆の「ダサい」や、カッコいいの根底にある「シビれる」など、カッコいいを起点に話が展開していく。

    本書を読みながら、自分が思うカッコいいが、なぜそう思えるのかをちょっと分析してみるのも良いだろう。
    続きを読む

    投稿日:2022.10.22

  • Anony

    Anony

    感想
    人類が持つ共同体の規範を遵守する傾向。それが感情と結びつき生じるカッコいい。法律や不文律の成熟で多様化した価値観。今後も枝分かれ続ける。

    投稿日:2022.10.10

  • suwa

    suwa

    大学の一般教養1年分ぐらいの量・質とがある新書でした。第10章の要約を読むだけでも十分に価値があると思います。一見サブカル好き人間が飛びつきそうなテーマを、かの平野啓一郎が多方面から徹底的に掘り下げているところも面白かったです。続きを読む

    投稿日:2022.08.20

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