【感想】齋藤孝のざっくり!西洋哲学――ソクラテスからマルクス、ニーチェまでひとつかみ

齋藤孝 / 祥伝社黄金文庫
(3件のレビュー)

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  • minusion

    minusion

    私は世の中何か一つの真理があると思っていた。それをずっと探究(そんなたいそうなものではないが…)するかよようにあれこれと経験したり、本を読んでいたつもりだった。
    それはプラトンの言う「イデア」物事の本質を常に探そうとする西洋思想が、いつのまにか自分に刷り込まれていたものだったと、この本を読んで気付いた。

    西洋哲学はその後も発展して、カントの言うように、イデアを全て現実世界の経験的認識に当てはめない方がいいと言う考えや、フッサールの言うように現実は微妙にあいまいで概念上存在する100%完璧な存在ではないという考えに至ってきている。

    そして、さらにはマルクスやフロイトなどどんどん思想が変化してきていた。

    この本は、歴史の流れに沿って西洋哲学を説明してあり、全体理解にはとてもよかった。

    それぞれの哲学者たちの本をもっと読みたくなった。
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    投稿日:2021.09.01

  • gannko

    gannko

    面白い。特にカントのところが目から鱗だ。今までカントの「純粋理性批判」や「実践理性批判」などを読み始めては挫折していたが、もう一度読みたいと思う。

    投稿日:2020.11.24

  • よーえり

    よーえり

    西洋哲学に興味があり、でもじっくり一つ一つを勉強する時間がなく、買ってみました。
    とてもわかりやすく読みやすく、面白かったです。
    特にピタゴラス、カント、ニーチェに興味を持ちました。
    齋藤先生の頭の良さ、人柄の良さも伝わってきました。
    P170〜P178の先生の青春時代のお話も面白かったです。
    ただ、本当にざっくりです。
    これから個別に深く勉強を始めたいと思っています。
    (そんな時間が欲しいなー…)
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    投稿日:2018.01.20

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