【感想】３秒でハッピーになる名言セラピー　THE BEST 新装版

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いい話は多かった。特に坂本龍馬のところ。素敵だと思った。でも内容とノリが合ってない感じがして、軽すぎる。言葉ってそんなに、軽いものなのかな。

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ラブタレー1,800通！
これって偉業？


ドイツの天才文豪、ゲーテ。
彼にとってラブレター1,800通など偉業ではなかったようだ。
なにせ、実際、想い人に1,800通のラブレターを書いたらしい。

ラブレター、すなわち文書という形に愛を込めた弾丸ですよ？！
1,800通書くということは、他人の心を1,800回思い遣り、
心に響く表現を1,800個ひねり出すってことですよ？！

抑えられない情熱。愛と創意の1,800本ノックへの没頭。
これが愛、これが欲するということなんですね！

ゲーテは天才だから1,800通のラブレターを書いたのか。
1,800通のラブレターを書いたので天才になったのか。
もう、これは後者なんじゃないか？

一流になるための10,000時間ルールってのがある。
が、天才になるための愛1,800通ルールがあるんじゃないか？



逆に、本当に売れないセールスマンは売れない理由説明の天才らしい。

「なるほど、そりゃ売れないわ！」と唸らせるだけの理由を
それは見事に説明してくれるのだという。

「製品やサービスが悪いから売れない」なんて単純なのはダメ。
協力会社や仕事仲間との関係を害するしね。
当然、創意工夫を凝らして売れない理由をひねり出すわけ。
苦労してひねり出したからといって、同じ理由は2度は使えない。

なぜ売れないのかを深掘りすることに創造性を集中投下。
うれない理由1,800もひねり出せば、
そりゃ「売れない」ことにかけて天才的になりますって！



もし、1つの創意工夫が1%しか能力向上をもたらさなくても
絶え間なく1,800もの創意工夫を重ねれば約6,000万倍の能力を得られる。
まさにマージナルゲイン型の真骨頂である。

遺伝子型の天才にはなれずとも、マージナルゲイン型の天才なら誰でもなれる。
ただし、愛x1,800は「超大好き」なことでないと続かないだろう。
超大好きなことをせずに天才になれるほど世の中は甘くない。
だが、誰でも天才になれる可能性は十分ありそうだ。

自分にとって
「1,800通のラブレター？そんなの当たり前でしょ！」
といえる事は何だろうか？

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