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冲方丁 / ハヤカワ文庫JA (16件のレビュー)
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総合評価:
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kuRo06
このレビューはネタバレを含みます
マルドゥックシリーズは何度読んでも楽しい。 アノニマス4で特に好きなシーンやフレーズなど 再びバロットの手に握られ、共に戦うウフコック。 ウフコックと同じ高揚感を読んでいて感じる。 バロットvs.ハンター(キャンパスでのディスカッション) スクランブルのカジノ戦のような心理戦たが、バロットの成長を感じる。1人で、新たに得た知識で戦うバロット。 これは、バジルとの交渉にも通じる。 その人のバックグラウンドがその人の思想を作る。 バロットにとってそれは、スラムからはじまり、イースターオフィス、ハイスクール、大学、家族、友人、なによりウフコック 「経験主義に裏づけられた原理的な法律家」≒煮え切らないネズミ これはこの巻では、様々な登場人物の描写に用いられる。 COA(センターオブアテンション) カジノで自分の勝ちをアピールするもの。チップを見せびらかし、講釈たれる。こういう者はいずれトラブルを起こす。 自分の成果を見せびらかし、講釈をたれるのに、相手に与えようとしない。 アビーやトゥイードルディに対する態度をライムに諌められるバロット。
投稿日:2023.08.13
izzy
4巻目にしてバロットが主人公として帰ってきた。話自体はバロットが卒業旅行に行ってからウフコックを奪還するまでの話。前巻の最後でウフコックを奪還していたのでその間の話を補完する感じ。 奪還してたから脱出するまでのストーリーと奪還するための道筋を描く二方向のストーリー展開で面白かった。場面的には安全なところまで離脱できていない状況で今作は終わっているので次巻も楽しみ。
投稿日:2022.09.24
より
3巻も読んだのですがド派手に味方陣営が負ける話、というイメージで4巻。ようやく、ようやくバロット登場。 ウフコックや博士はバロットを巻き込みたくなかったのは分かるけど、読者としては彼女と彼女のパートナ…ーとしてのウフコックの活躍を期待していたので巻き返しの展開が楽しい。 というかイースター側がずっとクインテットにくっついていたのが今一つ理解できなかったというか。ホスピタルの巡回バスが来たらそっちを追跡・調査対象に変更した方が黒幕がわかってよかったんじゃないかなぁと個人的には思ったり。あの時点ではハンター達も踊らされていたゲームの駒の一つだったわけだし。 随分オカネかけてエンハンサーを大量生産して何がしたかったんだってのを暴く方が解決に近づくような気がしたんだけどまぁそれはそれ。 個人的にはサムはハンターと組んだ方が本懐を遂げられたのかもと皮肉に思わなくもない。やり方には心を痛めるだろうけど。続きを読む
投稿日:2021.06.02
unodai
少しずつ明らかになって行く様々な謎、成長を続けるバロット。 いよいよ次が最終巻! さあ、どうなる?どうなるんだ?!
投稿日:2021.01.04
kaeru3
前作までのウフコックの葛藤の裏側での、バロットの成長と葛藤を読んで、再会のやり取りに胸が熱くなりました。早くに続きが読みたいです。
投稿日:2020.01.26
kozakura
主人公サイドの不安がだんだんと払拭される中、絶対的と思われた敵側の不安が高まるという思わぬ展開。次巻が待ち遠しい。
投稿日:2019.09.12
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