【感想】クワイエットルームにようこそ

松尾スズキ / 文春文庫
(161件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
25
52
56
8
1

ブクログレビュー

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  • 空

    最初の描写で想像するだけで、自分もオェ~ってなりそうな部分はありました(-""-;)が、全体的には読みやすかったです。
    だいぶん前に映画化もされているようなので観てみたいです。

    投稿日:2023.12.03

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    「恋人との大喧嘩の果て、薬の過剰摂取で精神病院の閉鎖病棟に担ぎ込まれた明日香。そこで拒食・過食・虚言・自傷など、事情を抱えた患者やナースと出会う。普通と特別、正常と異常…境界線をさ迷う明日香がたどり着いた場所はどこか?悲しくて笑うしかない、絶望から再生への14日間を描いた、第134回芥川賞候補作。」

    「主人公が<正気を踏み外した>のは、恋人とのケンカがきっかけだった。摂食障害、人格障害、うつ病、薬物中毒、相当に厄介な女達が集まる閉鎖病棟を、最初は別世界と感じていたけれど、冷静に観察するうちに、他の患者たちとの間に友情みたいな感情が生まれる。そのあたりのエピソードは切なく、温かく、涙ものだ。「まとも」も「まともじゃない」も関係ない。みんな必死に生きているのだ。」
    (『小泉今日子書評集』の紹介より)
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    投稿日:2023.08.29

  • ちい

    ちい

    このレビューはネタバレを含みます

    トイレから出てきたのがミキちゃんだったシーンがね…。

    わたしももう少しまともな場所で(というのも変な話だが)ODしていたら入れたのかしら。閉鎖病棟。まあ、まともな場所ですら生活できない日々だったからそうなったのかもしれないが。飲んだものの割にはなんか身体が健康な気がしているけれど、まあでも回復に2,3か月はかかったか。そしてあれから頭と酒は弱くなった気がする。ある程度の薬は手元に置いておきたいよな、しかし。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.05.29

  • いちゃ@読書

    いちゃ@読書

    自分語りとは、なんて信用ならないのか。
    思い込みや理想は事実を歪ませる。
    重い内容だが、口調が軽いのですごく読みやすい。

    投稿日:2023.04.13

  • 借買無 乱読

    借買無 乱読

    薬の過剰摂取(オーバードーズ)により、精神病院の閉鎖病棟に入院させられた主人公・佐倉明日香の、二週間にわたる様子が描かれた物語。昏睡から覚醒する始めの場面から、少々引き気味な感じを受けたが、読み進めるにつれて様々な人が入院していることがわかる。患者自身も辛いだろうが、看護師さんは本当に大変だと思った(あまり良くは書かれていないけど…)。続きを読む

    投稿日:2023.02.01

  • G. S.

    G. S.

    精神病棟にぶち込まれた女性の話。
    起こっていることを冷静に見るととてつもなくシリアスな話なのだけれど、語り口がそう思わせ過ぎず、最後にはなぜだか少しスカッとする。

    投稿日:2022.12.10

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