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小林泰三 / 創元推理文庫 (229件のレビュー)
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kagoshima akai
童話の不思議のアリスを知らないとキャラクターを掴みづらいけど、設定と結末が個人的に好み 私はアリスマッドネスというゲームのキャラクターをイメージして読んだらバッチリはまって物語に没頭できた 小説と…は関係ないけど夢日記を書いて明晰夢を見たいと思ったけど、怖い気もする 続きを読む
投稿日:2024.05.14
めるろの鎖骨担
会話がなかなか進まない感じが最初は戸惑ったがだんだんハマって不思議の国での会話が面白かった。展開は予想できなくておもしろくて一気に読めた。私は不思議の国のアリスを詳しくは知らなくてわからないものもあっ…たので、不思議の国のアリスを読んでもう一度読み直したい!続きを読む
投稿日:2024.05.13
neue
読み手の好みの問題として割り切った上で言い切るのだが自分には合わなかった。 屁理屈の応酬で遅々として進まない会話が中心で描写が少なく、何かの脚本を読んでいるようだなと思いながら紙面に目を滑らせていると…、猟奇的な残虐描写には紙幅が割かれているという奇妙なバランス感覚。すごく生き生きとグロ描写するじゃん……。 好きな人は好きだと思う。自分には合わなかった。 ただこのアンバランスな作風にアリスモチーフの不条理メルヘンな世界観は見事な融合だったと言わざるを得ない。続きを読む
投稿日:2024.04.29
ぞな
揚げ足を取り合うような会話文は読むのが面倒だったが途中から慣れた。あの堂々巡りの会話文で不思議の国の知性の乏しい感じを表現できているのがすごいと思う。 種明かしパートは気持ちよく読めた。 地の文がほぼ…皆無なのにグロテスクなシーンは細かく描かれていて不気味だった。未知の生物とグロの取り合わせが苦手で途中読み飛ばしてしまった。 うめき声?悲鳴?断末魔?の擬音のチョイスも悪趣味でこだわりを感じた。 SF要素やミステリー要素がすごく好きだけど、グロの方が印象に残ってしまった。私はしんどくなってしまったが、グロさや怖さもこの本の魅力だと思う。 解説にあった『人獣細工』にも興味があるが、怖くて読めそうにない。続きを読む
投稿日:2024.04.22
マメム
小林泰三さん初読みの『アリス殺し』の概要と感想になります。 概要です。 栗栖川有栖は不思議の国の夢を見る。それは妙にリアルだが苛立つ展開に目覚めはいつも最悪な気分であった。しかし、ある日に起きた事件…を機に不思議の国の夢と現実がリンクしていると分かり、連続殺人の真犯人探しに奔走する。 感想です。 本作の著者である小林泰三さんは『玩具修理者』でデビューされたそうで、その作品はグロテスクさが凄いという評判はYoutube動画で知っていましたが『アリス殺し』の著者でもあることは解説を読んで初めて知りました。 本作の印象ですが独特な表現と奇抜な特殊設定ミステリであるため、ついて行けない読者も多いのかなと思いましたが読後感は爽快な気分になってしまう中毒性がありますね。 とは言え、続編の『クララ殺し』を読むのは少し気が引けます(^_^;)続きを読む
投稿日:2024.03.29
不眠のコアラ
私ってホンモノ?実は別の世界のホンモノの私のアバター2号で、傷ついても消えちゃってもどうでもいい存在だったりして。 でも、私は今こんなに痛いのに。 前半は登場人物の会話が回りくどくて読むのが辛かった…。でも、アリスの世界の人だからそういう話し方なのかも。 読み進めるうちに事件は過激になって、どきどきしながら読めた。 最後は、あっけないというか世界はとってもリアルなのに脆かった。続きを読む
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