【感想】負けるな、届け!

こかじさら / 双葉文庫
(17件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • しんた

    しんた

    25年勤務にも関わらず理不尽な理由でリストラされた小野寺かすみ。彼女は友人に誘われてマラソンを始めるが……。
    心の中にぽっと暖かいものが残る。
    人は何故走るのか、と問われれば走った後にある爽快感と達成感を味わうためだろう。本書ではそれがよく描かれており、読み終えて笑顔をもらえた。
    心暖まる一冊だ。
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    投稿日:2023.12.10

  • めだか

    めだか

    マラソン走る側でなく
    応援する側の視点で描かれる
    他人を応援する事により自分にも影響がある
    応援してくれる人が居ることの幸せ
    人付き合いの大切さ仲間が居ることの力強さを感じた

    投稿日:2023.09.14

  • no-chindayo

    no-chindayo

    まさに応援小説!
    フルマラソンに挑戦する初心者を鼓舞し、働く女性がぶつかる悩みにも寄り添い、大嫌いな上司や理不尽な出来事に挫けそうな心を癒やしてくれる。
    最後は思わずうるっときてしまった。
    何かを頑張ること、誰かを応援すること、働くこと、生業、そして持つべきは友!
    今、読書感想文書くとしたらこの本で書ける。
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    投稿日:2023.08.07

  • かぴー

    かぴー

    2ヶ月に1回フルマラソンを走っている上司に薦められて読んだ小説。
    走るモチベーションがあがるのはもちろんだったけど、応援することで自分も応援されているように感じるって確かにその通りだなと思った。

    投稿日:2022.10.11

  • nami

    nami

    このレビューはネタバレを含みます

    不当なリストラにあったヒロインが走ること、応援することを通じて新しい道を切り開くまでのストーリー。自分も走りたくなってしまう。中高年にランナーが増えるのもわかる気がする。ラストの大会では、柳沢に沿道で声援を送るという行為によってかすみ達は最大の復讐をした感じになり、それでいて自分達は清々しい気になり前向きになれたような気がする。読後感は良かったー

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    投稿日:2022.08.17

  • aida0723

    aida0723

    オイラが走り始めたのも人生の35㎞地点だったのかもしれない。思い返してみると病んでいたなぁ、職場でも家庭でも。気が付いたらオイラと同じように走っていた仲間は走ることを「ひとりになれるからいい」なんて言っていた。人生にはそんなときがあるのかもしれない。だから、かすみや雄太郎が走り出した気持ちはちょっとわかる気がする。かすみに髙橋や川内とか新しい友達ができたように、オイラも走ることで職場以外で、仲間と呼べる友達ができた。今ではオイラにとって大切な人たちだ。かすみ、千秋、あかりと雄太郎、髙橋と川内、みんなタイプこそ違うけど真っ直ぐな人たちだ。ちょっと青臭いところがあるけど、きっと走ることで青臭くたっていいじゃん!って思ったんじゃないかな。人って歳をとるから大人になる訳じゃない。オイラは青臭いままでもいいとさえ思っている。かすみは、”たとえ報われなくてもがんばるくらいの意地は女だって持っている。出世より何より、力を発揮できる機会があれば、そこでやるべきことに全力を尽くす”っていう素晴らしい仕事観を持っている。残念ながらかすみの会社にそれを評価できる人がいなかったということだ。でも、お天道さまは見てくれているんだよね、だから本田先生が手を差し伸べてくれた。だからオイラはこれからもお天道さまを信じて走り続けよう!続きを読む

    投稿日:2021.08.15

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