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皆川亮二, 泉福朗 / ゲッサン (1件のレビュー)
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まいつき
今回の舞台はエジプト。伝奇でエジプトと聞くと、無条件でテンション上がってしまいます。いわゆる、王家の呪いの印象ですね。 そして、何より人類史上でも屈指の古代文明という点がそそります。 かつて『構成』…が作り上げた地下都市「冥界」へたどり着いたダンテ一行。その滞在中に知り合った女性が、さらりと話す3000年前という数字。単純な数字の大きさに圧倒されるし、それだけの年月を(それ以上か)経ても存在し続け偉容を見せつけるピラミッド。ロマンですよ。 ちなみに彼女の名はアン。ダンテ一行の考古学者がジェーン・カーターという名前であることから、おそらく彼女の本名はアンケセナーメン。 ということは、彼女の夫は歴史上一番有名であろうファラオのあの人ですね。エジプト編ラストのエピソードが楽しみです。 何度も繰り返されてきたやり直してきた歴史。その最後の一幕で最終形であろう「海王ダンテ」の世界。 地下都市「冥界」でダンテ・ナポリオ・ジョゼの面々が会するとき、『要素』『構成』『生命』が存在するこの世界の目的・行く末が語られるのかな。 物語の前半クライマックスの予感。続きを読む
投稿日:2019.04.08
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