【感想】映画制作、はじめの一歩。 - サクッと学べる39のキーポイント

分かりやすいようで分かりにくい。
イラストは好きです。
項目に沿ったウォッチリストがあるのはよかったです。
低予算の映画、印象的なロングテイクの映画、音響に革命を起こした映画、など。どこに注目して見れ…ばよいのか分かりやすいです。
映画制作のためというより、映画好き向けかもしれないです。

覚書
・カメラを動かすことは、なるべく控えましょう。カメラワーク によって、たとえば登場人物が後をつけている、またら監視されているなど、自然と主観性が暗示されてしまうことを覚えておいてください。客観性を目指すのであれば、離れた部外者の視点からシーンを表現する方法を探しましょう。
・室内撮影。カメラの自動ホワイトバランス機能を使用しないこと。撮影している空間の色温度をコントロールできなくなる。
・シーンにとって重要な情報の撮影が終わったら、しぐさなどの細かな要素にも目を向けた別のテイクを撮影しましょう。登場人物が手を握りしめるさまや、窓に打ちつける雨などがいいかもしれません。続きを読む

スマホでも映画は撮れるという初心者向けの本だが、おしゃれなイラストや例として挙げられる作品も豊富で非常に読みやすい。
編集前に素材を時間をかけて整理することが長期的には作業が早いというアドヴァイスに妙…に感心した。
映画を撮る気がないぼくでも、撮りたい気持ちにさせられた。続きを読む