【感想】ドラマへの遺言(新潮新書)

倉本聰, 碓井広義 / 新潮新書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Hi-chan57

    Hi-chan57

    成功作だけではなく、失敗作もしっかりと言える所が倉本センセらしいです。そして、やっぱりショーケンに「やすらぎの刻」出てに欲しかったなぁと思います。

    投稿日:2019.08.31

  • Norio Sasada

    Norio Sasada

    代表作である「北の国から」は見たことがないのですが、倉本さんのドラマや映画は気になっていました。この本を読んで、倉本さんのドラマ制作への気概、セリフへのこだわり等々、その桁外れた情熱には大いに感化されます。80歳を越えても全く衰えないバイタリティは素晴らしいです。続きを読む

    投稿日:2019.08.17

  • piccolo33

    piccolo33

    このレビューはネタバレを含みます

    倉本聰ほど伝説?や話題の多い脚本家も珍しい。
    思い浮かぶものを羅列しても「国民的ドラマの大ヒットメーカー」「NHK大河ドラマの降板」「富良野への移住」「台本の一字一句にも拘り修正を許さない」「キャスティングに口を出す」「80歳を超えてからのシルバータイムドラマの創出(やすらぎの郷)」・・・等々

    その倉本聰へ碓井広義が行った計9回のインタビューを纏めたものが本著である。
    インタビューなので読みやすく、倉本聰の考え方やそれぞれのドラマの舞台裏など面白い話がわんさかと詰め込まれており、その時代その時代に果敢にチャレンジしてドラマの可能性を広げてきたことが分かる。

    具体例を挙げると、2017年のドラマの「やすらぎの郷」のキャスティングの裏話も面白い。
    主役の石坂浩二の「元ヨメ・浅丘ルリ子」、「元カノ・加賀まりこ」のキャスティングは、前もって浅丘ルリ子と加賀まりこに話をしていた時から石坂浩二の名前は出ていたそうで、倉本が「あなたたち平気なの」って聞いたら「全然平気よ」って言うので、あとはとんとん拍子に決まったそうだ。
    また「石坂浩二演じる『菊村』は倉本聰と阿久悠と久世光彦(演出家)等の同世代の複数の人間の要素を詰め込んでいるので、菊村を僕(倉本聰)だと思われるのは迷惑な話でね。女房も生きていますし、駆け出しの女優と浮気したなんて言われちゃうと困っちゃう」

    それにしても84歳の倉本聰が「やすらぎの郷」の続編を書きあげ、その「やすらぎの刻~道」が2019年4月から始まるのが楽しみだ。

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    投稿日:2019.03.25

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