【感想】中国人のこころ 「ことば」からみる思考と感覚

小野秀樹 / 集英社新書
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Limei

    Limei

    中国語のレッスンで中国人の先生とのやりとりであれ?と感じる小さな違和感、
    即興の会話練習や作文でいつも「それは日本人の発想の答え方ですね。中国人はそういう考え方をしないです。」と言われること、
    その度に文法や発音ができるだけでなく、相手の国の考え方、国民性、文化的思考、そういうことももっと知りたいし理解したいと思ってまいました。
    中国語を勉強しているけれど、まだ中国には行ったことがなくて、中国語的感覚がつかめない、そんな私にぴったりの本でした。

    しっくりくるあいづちがわからずもやもやしていたり、中国の人との距離感、気をつかうべきところとそうでないところのポイント、そんなところが少しすっきりしました。

    思考と感覚。
    どんどん実感してつかんでいきたいです。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.13

  • みにこ

    みにこ

    中国では見た目が一番大事で、見た目に現れず、日本人がよく重要だという精神性には関心が無いというが、この本は2018年に書かれているので、90年生まれ以降の中国の若者は精神性なことに興味をもっているのかもしれない。中国人で一括りにせず、同じ30年でも経済発展が著しい国の人を見るときにはその人のバックグラウンドを鑑みて接したり想像することが、滞りのない交流や思考のためには必要なことだと思った。続きを読む

    投稿日:2022.11.05

  • いな

    いな

    正直、分かりきった中国についての思想が書かれているだけで新たな発見や面白さは無く残念だった。


    このアプリには登録されてい無かったが
    以下の本は、中国文化や思想について非常に面白い本だと思う。

    中国人と気分よくつきあう方法』 : 外交官夫人が見た中国 花澤聖子著 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
    中国の分かりきった文化、言語の事だけを書いているのかと思いきや、その中にある中国文化としての異文化の面白さを感じる事ができる本であった。
    また、一つひとつのストーリーが面白く、非常に読みやすくオススメの本である。
    続きを読む

    投稿日:2020.11.24

  • gaaco

    gaaco

    中国人の、現実主義に根差す形あるものを重視する傾向、現場での自己判断でのルール変更も辞さない現場主義は、文法や語用論などの、言語にも反映している。
    この本の趣旨はこんな感じであろうか。

    中国人は大きいもの、派手なものが好き、ブランド好きなどんp、よく言われる傾向を裏書きする内容だと言うべきか。
    あるいはそういった、ある種の先入観を実証する事例を集めて、ステレオタイプ的な理解を強化しているというべきか。

    ただ、それでも、面白かった。
    スポーツの実況中継で、日本では選手の内面を推測したコメントや評価をするのに対し、中国では見たままのプレーの描写だけで構成されるということ。
    数字の語呂合わせは、台湾では若干見られるものの、中国ではほとんどない、とか。
    主題化構文は中国語にもあるが、日本ほど自由に使わない。特に対格を主題化する頻度が少ないとか。
    やっぱり語学的な情報について、中国語をかじったことのある人間にとっては面白いと思うのだ。
    一足飛びに文化論に持ち込まなくても、十分に面白いのに。
    続きを読む

    投稿日:2019.07.21

  • しょうちゃん堂

    しょうちゃん堂

    【読書感想】中国人のこころ: 「ことば」からみる思考と感覚(ブログ『琥珀色の戯言』2019.4.12) http://fujipon.hatenadiary.com/entry/chugokujinnokokoro続きを読む

    投稿日:2019.04.13

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