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matoba / 月刊少年ガンガン (1件のレビュー)
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『黒犬』の優樹
この『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』も、一つ目の大台手前まで来てくれた ファンとしちゃ、感謝で胸が一杯。(10)を読んだら、歓喜で心臓が破裂しないか、ちょい不安だ この(9)は、表紙からして、いきな…り、攻めている ラブコメがメインの作品なのに、表紙を男女のカップリングでなく、男三人が飾っちゃっていいのか でもなぁ、この中身が可愛い系なこの三人なら許すしかない気がする 男同士の友情、それも、この『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』の良さを構築しているピースの一つだしな それに、中身は、いつも通りかつ今まで以上のイチャイチャが詰まっていたから、全く、問題はない ほんと、キュンキュンが止まらない、読んでいると もっと進展してほしい、と思う一方で、このままをしばらく眺めていたい 読み手に、そう思わせるのが、良い恋愛漫画、と私は信じている。つまり、その条件を満たしてくれている、この『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』 メインである、ベルゼブブとミュリンは、お互いへの「好き」が濃さを増しており、距離も縮まっており、相手への感情が自分の中で特別である事に少しずつだが気付き始めている ほんのちょっとしたキッカケだろうな、大きく進展するのに必要なのは しかし、既に、結構なハプニングやイベントが起きている だって、(8)では水族館デートして、この(9)では、ミュリンの家で一緒に素麺を食べてる なので、これ以上、何が二人の仲を進展させるのに必要か、それが難しそうだな、と私は思っちまう matoba先生が、まだまだケツの青い私の浅い予想を、どう裏切ってくれるのか、楽しみでしょうがない この(9)では、どの回も、私らファンのハートが打ち抜かれる 先に記したミュベルの素麺、アスサルの漂流と遭難、アザゴルのプチピクニックなどトキメキ満載 ただ、それら以上に印象的だったのが、シェムハザ→エウリノームの記憶と性癖喪失ネタ ほんと、シェハムザは、ラブコメに一人は欲しい不憫キャラ系で、ミュリンとは違った意味合いの応援をしたくなる これは、私個人の勝手な予想だけど、実際のとこ、エウリノームさんは、浴びせる言葉ほど、幼馴染みであるシェハムザの事を毛嫌いしてないんじゃないかな、と思っている 自分のショタコンが病的である事を知りながら、何だかんだで、距離を大きく取らない彼に対し、ある程度の感謝はあるんじゃないだろうか もしかすると、恋に近い好意くらいは持っているかもしれない けれど、シェハムザを好きな男として意識したら、自分の「ショタ好き」と言うアイデンティティが崩壊してしまう為に、無自覚で「好き」に蓋をしているんじゃないだろうか そんな彼女がキツく閉じている蓋を、プロテイン愛飲者であるシェハムザさんが愛と筋力で開く日が楽しみだ この台詞を引用に選んだのは、やっぱり、ベルゼブブ様、凄ぇ破壊力、と感じたので 男なら、意識している相手に、こういう言葉、言われたいよな 「初そうめんが、俺の家なんかですみません・・・」 「! ミュリンのお家だから、来たかったんです」(byミュリン ベルゼブブ様)続きを読む
投稿日:2019.04.06
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