【感想】怖いへんないきものの絵

中野京子, 早川いくを / 幻冬舎単行本
(31件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
9
11
7
1
0

ブクログレビュー

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  • mar0210

    mar0210

    会話形式なので、語尾にしょっちゅう!が付いてテンション高めな早川さんと冷静な中野さんの差が面白い。
    編集者の友人のゲイの方によるそっち方面の解説も必見。

    投稿日:2022.10.13

  • taketake98

    taketake98

    このレビューはネタバレを含みます

    面白かった。「ワトソンと鮫」、赤ずきんちゃんの寓話の教訓、不屈の人のメーリアンのエピソードなどは別の中野先生の著書で読んだことがあったけれど、それでも絵画を通して、その絵画に描かれた生き物と通して語られると、また別の側面から見ることが出来て面白い。しかも生き物の本を書く人の疑問とあって、目の付け所が違うなあ、と思う。
    中野先生のエイに対するトラウマの話、面白かった(申し訳ありません)。早川先生の掛け合い込みで面白いのだと思うが、恐怖というものに客観性がなくなるのは「怖い」というキーワードで何度も本を書く人でも同じなのだと思った。
    ミツバチで人類は滅ぶのか「ヴィーナスとクピド」クラナッハ と ハエで人類は復活できるのか「聖母子」クリヴェッリ の二つは本当に興味深い。マゴット治療についての話が凄すぎて。
    猿に対しての認識の違いも興味深かった。これも以前、中野先生の著書で読んだことがある。

    てっきり実在しない「怖い」いきものの話だと思っていたが、取り上げられていた生き物の多くは実在するものだったので、それも驚きだった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.04.03

  • 黒猫

    黒猫

    ゲラゲラ笑いながら読んだ。
    ピパピパがマジで無理だけど描いたひと(女性生物学者)はかっこいい。ヘンなサメがかわいかった

    投稿日:2022.03.12

  • みろりん

    みろりん

    装丁は中野京子の既刊に寄せているようにみえるが中身は早川いくをの醸すゆるい雰囲気で軽く読める。あまり怖くない…強いて言うなら恐い?それぞれの絵画が描かれた時代と現代日本の動物に対するイメージの比較が豊富に述べられている。

    紹介されている絵を3歳の息子に見せるとゲラゲラ笑っていた。楽しい本です。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.20

  • solala06

    solala06

    絵画の話となると、やや過激な単語も飛び出してきてちょっとびっくりするな…
    トカゲに噛まれた少年…、ゲ、ゲイ……
    それにしてもペロー童話集の挿絵ギュスターヴ・ドレの「赤ずきんちゃん」はヤバい…

    投稿日:2021.08.18

  • yunayuna

    yunayuna

    新怖い絵を読んだ後に読みました。
    余韻が残っていたか、なんとも物足りない感じ…

    怖いへんないきもの?想像していたものではありませんでした。
    早川氏の著作をまだ読んだことがありませんが、早川氏の本が好きな方は楽しめる作品かと思います。続きを読む

    投稿日:2021.06.27

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