【感想】小説源氏物語 STORY OF UJI

林真理子 / 小学館文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • P

    人間の厭な部分もすごく丁寧に描かれていると思った。浮舟のキャラクターが立っている。流されるだけの存在ではない。

    投稿日:2023.10.25

  • 海と青硝子

    海と青硝子

    あまたの文豪が手掛けた「源氏物語」ですが、この林真理子さんの宇治十帖は、華麗で危険なほどに官能的です。

    投稿日:2022.12.02

  • ひつじぐも

    ひつじぐも

    初出 2013〜14年「和樂」、2015年単行本となったものの文庫化。

    紫式部は本当は宇治十帖を書きたくて、源氏物語を書いたのではないかと言った人がいたが、この宇治の物語はそうかも知れないと思わされる。

    光源氏と紫の上が世を去ったあと、女三宮が産んだ薫(実際の父親は柏木)と明石中宮が産んだ親王匂宮は、当代最高の貴公子で仲が良いのだが、光源氏の弟だが世捨て人同然の八宮が宇治に残した娘たちを巡って、この2人が争う。

    最高の貴公子たちに求愛されるが、男の都合で翻弄される女性たちの苦悩がよく描き出されている。それに比べたら、男たちも悩んではいるが、薫にしても匂宮にしても実に身勝手だ。大君や中の君、浮舟を追い込んだことの責めを感じてはいない。

    宇治十帖をとても深く読めて、作者の源氏シリーズでこれが一番の作品だと思う。
    続きを読む

    投稿日:2019.10.19

  • 文学女子

    文学女子

    宇治十帖の現代文訳。
    分かり易い。
    以前、あさきゆめみしのマンガを読んだけど、
    復習してる感じ。
    全部、現代文訳して欲しいと思った。
    '19.03.10読書完了

    投稿日:2019.03.10

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