【感想】インサイドラテックス

このレビューはネタバレを含みます

表紙がエロいなーと購入
精神疾患の受けのトラウマ克服のお話…かな。
入間さんが切なかったぁ。
人は同じ境遇や体験をしていないと分かり合えないと思っているけど、
同じ境遇でも程度の違い（軽い思い浅い深い短い長いなどなど…）で、また分かり合えないところが見えてきてすれ違っちゃうんだよねぇ。
結局はすべてを理解するのは無理だから、お互いの歩み寄りが大事だなぁと思った。
結果としては入間は倉科の傷の上にまた傷をつくってしまったけど
本当に倉科なら大丈夫と思ったから頑張ってみたんだよね！
入間はダメだった。
倉科は大丈夫だった。
これは仕方ない…。
長田のおかげで二人とも救われたみたいでよかった。

最後、二人は素手で手を繋いでいるのに対し、
入間はまた会に参加している姿を見て（＝克服してない）せつなくなってしまったけれど、
彼なりにまた前を向けたってことだし、
いつかは入間にも理解者が現れるといいな。

2作目の隣の男 はBLらしからぬ終わり方だった。
奪うのかと思いきや！
現実はこんなもんか！

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