【感想】伯爵と妖精 あまい罠には気をつけて

谷瑞恵, 高星麻子 / 集英社コバルト文庫
(29件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
8
10
10
1
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ブクログレビュー

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  • 秋月那月(仮名)

    秋月那月(仮名)

    久しぶりに一巻から読み直し。
    読む年齢が変わると読み方?も変わるんだなぁと実感。
    この二人が将来は…になるんだよなぁ。

    投稿日:2024.02.14

  • bukuroguidkodama

    bukuroguidkodama

    やや構成が冗長だが充分に良い出来
    さらに続編に期待
    少女小説過ぎて登場人物の幅が狭いことが懸念材料

    投稿日:2019.01.12

  • 三条司

    三条司

    一時期、大ハマりして貪るように読んでいたのですが、もう一度読んでみようかと。

    大分先に進んでしまってから、またこの2冊目を読んだので、リディアとエドガーの距離感に若干とまどいました。
    個人的に、エドガーはリディアを口説きつつ「僕は彼女のことが好きなのかな?」って思っている時期が好きだったし、反対にリディアはエドガーの口説き文句をことごとく跳ね返しているときが好きだった、つまり、両思いになる前が好きだったのですが。
    改めて読み返してみると、リディアは結構初期からエドガーのことが好きなんだな…と思い。しょせん顔かよ、なんてひねくれたことを思わないでもなかったです。

    谷瑞恵先生のお話を読むと毎回思うのですが、コバルト文庫で少女小説だから遠慮されてるのかな?と。もっと凄惨で、もっとやりきれない、もっとえげつなくて、もっとどす黒い展開でも、全然書けるんだろうな、そういうのも書いてみたいのかな?と。そして、個人的にはそういう展開を求めていたなあと。

    というわけで2週目はやや魅力が減ってしまいましたが、ニコは相変わらず可愛かったです。
    続きを読む

    投稿日:2018.07.18

  • booklog-01

    booklog-01

    このレビューはネタバレを含みます

    シリーズ2作目となる本作。
    1作目で恋とまではいかないまでも、確実にリディアを気に入ったエドガー。
    ただ、この頃の彼女に対する思いは、女の子として以上に“妖精博士(フェアリードクター)”としての期待の方が大きいようですが、
    女性を近くに留める=口説き落とす、という方程式しか頭にない彼は、それはもう熱心にリディアを口説きます。
    一方で、彼の元々の性分と、リディアにやきもちを妬いてほしいという思惑から、他の女の子にも言い寄る彼の態度に、
    当然のことながら、ますます不信感を募らせるリディア。
    この頃のエドガーは、後にリディアが言うように、恋愛をゲームのように楽しんでいて、読者からも本心があまり見えません。

    ただ、本作後半で彼が言う「君には本気で惚れてしまいそうだ」という言葉には、今まで数多の恋人達と恋愛しながらも
    恐らく一度も本気の恋をしたことのない彼が、初めて感じる予感だったのではないかなぁと思います。
    彼の冷酷な一面を垣間見て怖いと思うよりも、そうならざるをえなかった彼が、悲しいと思ってしまうリディア。
    自分が利用されたことも忘れ、利益だけで動く人ばかりではないのだと、そういう人間にエドガー自身がなってほしくないのだと、
    一生懸命怒りながら教えてくれるリディアの無償の優しさに、エドガーと一緒に私も感動してしまいました。
    この出来事をキッカケに、エドガーの中でリディアに対する想いは確実に変化したと思いますが、ラストのじゃれ合いのような
    二人のやりとりを見ると、ああ、これからなのね・・・とほのぼのとした幸せな気持ちになります。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.12.23

  • 永遠ニ馨ル

    永遠ニ馨ル

    エドガーのように一貫してずっと「好きだ好きだ」と言われてたら。
    私だったら絆されちゃうなぁ。

    エドガーの背負うもの、その根源の「プリンス」に立ち向かう第一歩といったところか?
    そこを解決しないと、本当の意味での未来ってないんだろうな。続きを読む

    投稿日:2013.10.10

  • めいこ

    めいこ

    このレビューはネタバレを含みます

    ブックオフの105円の棚で発見して、高校時代に読んだこのシリーズの続きがふと読みたくなって思わず手にとった作品。

    エドガーのリディアに対する口説き文句が底なしに甘くて、もしも自分が真っ正面からこんな風に言われたら彼を直視できなくなってしまうんだろうなあと思った(笑)

    復讐ではなく明るい方に導いてくれるリディアのような存在を、きっとエドガーは必要としてるんだろうなって。
    今はまだ彼に対して警戒したり一定の距離を保とうとするリディアが、だんだんエドガーに惹かれていったら良いなぁ。

    そういう、少しずつ恋に発展していく様子は見ていて素敵だなあと思うし、何よりときめくから。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.02.01

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