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能町みね子 / 文春文庫 (9件のレビュー)
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こんぺいと
サクッと読めて、クスッと笑えたり、考えさせられたり。 能町さんの他の本も読んでみようと思った。 やたら相撲の話が多いなと思ったら、あとがきに経緯が書いてあって納得した。
投稿日:2022.11.12
ウクレレ1号
議員、力士、芸能人から容疑者まで幅広い発言をチェックし、毎週とらえ続けた「言葉尻」&「おさわがせ炎上ワード」約3年半分を一挙大放出! 『週刊文春』の連載「言葉尻とらえ隊」を選抜・改稿して文庫化。 1…0年も経っていないのにずいぶんと昔の話のように思えるが,内容は面白い!続きを読む
投稿日:2020.08.17
be-san
このレビューはネタバレを含みます
ご存じ、週刊文春連載のエッセイをまとめた一冊。 残念ながら、「ネタ切れ感」を覚えてしまった(^ ^; 元々、世の中の色んなもんに噛みついて 毒を吐くコラムではあったが... 日々の暮らしから「ふと感じた違和感」とかではなく、 無理繰りネタを探して噛みついてる感(^ ^; そのためか、愛も毒も浅い印象(^ ^; 例外として、大相撲に関することと、 「言葉」に関することには「愛」を感じる(^ ^ その他の「芸能人のブログについて」などは 「わざわざやってる」感じがして...(^ ^; あくまで個人的な感想なので、的外れかも知れません。 でも、もうこの続編が出ても、読まないだろうな...(^ ^;
投稿日:2020.03.25
kuritanu
週刊文春で連載しているのは、知っていたが、こうやってまとめて読むと、能町さんって、すごいね。表現は柔らかいけど、理論的だし、公平だと思う。それで面白いんだから、本当に文章を書くために生まれてきた人だな…あ、と。 内容が発表された時に話題になっていることだから、今読むと、えーっと、そういうことあったっけ?くらいの記憶になっているものもあり、これ、あと5年もすればもっと増えるだろうから、なんかもったいない気もする。ナンシー関みたい。 個人的に一番驚いたのは、貴乃花の文章ですね。 いや、その意味不明さ、大仰な表現、文法的誤り、どれをとっても書こうと思って書ける文章じゃない。すごすぎる。やってることもめちゃくちゃで、家族が大事、力士は特別な存在と言いながら、家庭も部屋もぶっ壊しちゃうんだから。弟子に自分が信じてる宗教の教祖の名前をつけるっていうのもいかがなものかと思う。まあ、貴乃花にはびっくりだ。いくら何かに特別秀でていても、それ以外のこともしないとだめだな、基礎学力って大事だな、とつくづく思う。 お笑い芸人のセクハラも、心底不快だった。能町さんは、時々グサリとやりながらも、徹底的にやっつけるようなことはしないのだが、それにしても酷くて、これでウケてると思っているとは、あまりに時代遅れで、暗澹たる気持ちになった。 毒蝮三太夫の暴言がいかにバリエーションに富んでいるかを引き、「芸としての暴言には愛以前に知性が必要」(P23)なんて名言だ。 戦争で死んだ人の写真をSNSにアップして、「目を背けないで」という人たちに、「目を背けずにいられるのは異常なことです。むしろそれに慣れてしまったら、人間として何かが欠落してしまう。ふだんから残虐な写真を見る必要なんか全くない。」「目を背けてはいけないのは事実であって、写真自体ではない。」(P33)。本当にその通り。 文章だけでなく絵も上手いんだからすごい。 また能町さんの本を読むと思う。続きを読む
投稿日:2019.09.23
かないなつこ
能町さんのブログウォッチャーぶりと人の言葉への引っ掛かりかた好き。久保みねヒャダからファンになって購入したけど一気に読んだ。最後の文春に啖呵切って休載したうえ後日しれっと戻るところとか最高。あの文を載…せられるのも戻れるのも、能町さんの仕事の真摯さなどによるものじゃないでしょうか。 てか、加藤紗里さんをここまで上げられる人いないでしょ。続きを読む
投稿日:2019.08.17
ナオミ
芸能ネタが多く、今読むと懐かしいものが多い。 能町さんが、だんだんと文春に嫌気がさしていく様がわりと赤裸々に書いてあって、おもしろい。
投稿日:2019.06.03
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