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大倉崇裕, 虚淵玄(ニトロプラス) / 角川文庫 (4件のレビュー)
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finger0217
映画を観てから読みました。とても正確にノベライズされています。付け加えられたり、逆に省略されたりした部分はなく、むしろ映画の中では少し理解が及ばなかった部分についても文章化されたことで「ああ、こういう…ことが言いたかったのか」と分かったところもありました。 ただ、映像と比較すると、疾走感や怪獣の圧倒的な存在感、それと対峙する人類の絶望感などは少し劣るかな、という印象もあります。 次巻以降も(映画との比較もしながら)楽しめれば、と思います。続きを読む
投稿日:2019.09.08
palebluedot
前日譚の1作目2作目が良かったので期待したけど、いまいち。 と思ったら書いてる人違うのか。 どうにもところどころ説得力に欠ける感じがして物語に入って行けなかった。 亜光速で20年かけて到達した惑星を…諦める理由が風が強いから?とか、2万年後の丹沢が地形見ただけですぐ見分けられるの?とか、避難民でぎっしりの船という閉鎖空間で生まれ育って空飛ぶ乗り物の操縦のスペシャリストってどういうこと?とか。なんかいろいろ。 読み切るのに時間がかかってしまった。続きを読む
投稿日:2019.06.30
jixisan
このレビューはネタバレを含みます
アニゴジのノベライズ。怪獣黙示録、プロジェクトメカゴジラはプレストーリーだったが、こちらは本編。もちろんプレストーリーの方を読まなくても話はわかりますが、できれば怪獣黙示録の方から読んでおいた方がストーリーがわかりやすいです。 万物の霊長として地上を支配していた人類が、1999年の怪獣・カマキラスの出現を皮切りに次々に現れる怪獣たちに生存を脅かされていた。そんな中、最大のいける絶望ゴジラが出現し、人類は地球を離れる決断を下す。20年後、新居住地発見を断念した人類は、再び地球に戻り、ゴジラが支配する2万年後の地球に降り立った。 破壊神ゴジラは怪獣という枠を超えて、もはや惑星と同一のものといっても良いほどになった。本家ゴジラにはないような怪獣として暴れまわるだけではなく、唯一無二の存在となったゴジラは「絶望」という言葉が歴代のゴジラで一番似合う。 人間というのは過ちから学ばない生き物ですね・・・歴史を学ぶ必要性がありますね。そしてそれを語り継ぐシステム。今の日本も彼らと同じような道を進んでいる気がします。
投稿日:2019.01.28
block
本作のゴジラは、生体電磁パルスによるシールドを 体表に張り巡らせている だからあらゆる兵器が通用しない しかし、電磁パルスの波長が弱まる一瞬をとらえれば 攻撃を通すことはできる 主人公ハルオ・サカキは…そのことを理論的仮説として発表し また、その際に EMPプローブ…電磁パルス発生ニードルを打ち込むことで ゴジラの体内に高周波を発生させ、爆発させる作戦を立案したのだった いわゆる「電子レンジの原理」である よくわからんけど そのように、2万年ごしの打倒ゴジラを果たすべく ハルオたちが奮戦する一方 富士山麓に放棄されていたメカゴジラは 地球上で進行する「全生命体のゴジラ化」とでも言うべき事態を察知し ナノマシンを用いてそれに対応する形態へと進化を続けていた 未来兵器、とはいえ一般兵器のタクティクスで ゴジラを倒そうと試みることには賛否ありそうですね エメゴジの例もあるし…続きを読む
投稿日:2018.11.04
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