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佐野徹夜 / メディアワークス文庫 (15件のレビュー)
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甘いパンよりしょっぱいパン
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青木直人 金属バットで頭を殴られた後から、人の頭の上にその人の価値を表す数字が見えるようになった。53。身だしなみを整えると54になる。十五歳。 成瀬のことが好き。 曽山文隆 筋肉質で引き締まった顔つき。78。 成瀬の元カレ 成瀬心愛 直人のクラスメイト。74。多分、学年で一番かわいい。たまに視聴覚室で直人と少女漫画の話をする。 春日唯 直人のクラスメイト。42。バカの春日。ダサくて、微妙に空気も読めない。曽山のことが好き。 心愛の姉 直人の家の近所のコンビニでバイトしている。68。 宮内コウ 直人の姉の元恋人。フリーター。二十六歳。36。 瑞樹 直人の姉。
投稿日:2023.11.09
百子
作者の佐野徹夜さんが「外聞だけ気にして積み上げてきたポイントは、自分にとってなんの価値もないゼロポイントだった」と思った経験から書かれたところがいいなと思いました。
投稿日:2023.04.24
トリヌス
私は青木のようにポイントが見えるわけではないけど雰囲気でなんとなく自分よりポイントが高い人には媚を売り、自分より低い人にはあたかも自分が高いポイントであるかのように見せようとして大きい態度を取る。これ…は私に限らずみんながすることなんだと思う。これは決して悪いことではないし、この世界で生き残っていくためには必要なことなのだと思う。でもこのポイントだけが人間の価値を全て表すものではないとこの話を読んで思った。ポイントで表せないような相手を深く知った上で見えてくる相手の芯みたいなもの、そういうものが真の価値を作るのではないかと思った。 この先必ず就職だったり結婚だったり相手のポイントに左右されることはあると思う。そんなどうしようもない自分も受け入れて自信を持って生きていこうと思う。大切なのはポイントだけではないということを胸に刻んでおくことだと思う。続きを読む
投稿日:2022.11.12
マチダひかル
設定を活かしきれていない。面白くなかった。 面白くない理由を探そうと思うほどではないし、印象に残らない話だった。 本を買ったことを後悔する本だと思った。
投稿日:2021.10.02
imorin
主人公の男の子が可哀想なところが多数。後半の行動は共感するのが難しい。思春期特有の感情はすごく伝わってくる。
投稿日:2021.09.09
管弦の遊び
流石佐野先生といった非現実と現実の境界を曖昧にして書く作風が大好きです。ただ他の作品と比較して非現実に飛躍し過ぎている(-2)な印象でした。
投稿日:2021.03.26
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