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栗原ちひろ, ハルカゼ / 富士見L文庫 (3件のレビュー)
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総合評価:
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りんご花
このレビューはネタバレを含みます
身体は弱いのにこころは強い主人公が療養でおばあちゃんの家にしばらく住むことになるが、学校に行っていた頃よりハードな日々に巻き込まれる話。病弱というか魑魅魍魎を毎日くっつけて身体がしんどいのに町のみんなを助けるため身を粉にしています。おかげで町も少しずつよくなってきましたが、結局嘉月くんの寿命はどうなんでしょう。続編があるのでしょうか。
投稿日:2022.02.06
ゆふぃ
いいね。嘉月の雰囲気がとても好きだった。冬青との関係性もいい。 嘉月くんがこれからも幸せに生きていけるといいな
投稿日:2021.05.30
neue
主人公が儚げ病弱キャラに見えて意思の強気こと動かざる山のごとしだったり、ツンデレ狐が愉快犯的に街の人達の記憶を食べてしまっていていいやつなんだか悪いやつなんだか掴みづらかったりとか、どのキャラもわか…りやすいキャラ立ての裏に別の面を併せ持っている。そこがいい。 わかりやすい敵や、わかりやすい味方の出てこない、複雑に絡まった糸を解していくような物語。全体的に透明な寂しさが漂っているけれど、痛すぎたり苦しすぎたりはしないので安心して読めるお話。こういうさらっとしたお話は最近増えている気がする。 主人公と狐の関係が意外と複雑で、これからどうなっていくのか見守りたい。続編求む。 おばあちゃんと狐の関係はもっと興味があるのでそこも描いて欲しい。 街の人たちの中では岳中さんがすごくいいキャラだった。お酒飲めないけどこんな人と飲みたいなあと思う。そんな感じ。続きを読む
投稿日:2019.02.15
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