【感想】リップヴァンウィンクルの花嫁

岩井俊二 / 文春文庫
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
6
7
3
1
0

ブクログレビュー

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  • なつ

    なつ

    映画のおすすめを貰って原作を読もうと思い、図書館にて借りた。

    自分的に読みやすかった。最後は悲しくもかんじたったが七海の成長がみれたところはハッピーエンドともとれるかなと思った。

    映画もぜひ観てみたい。続きを読む

    投稿日:2024.05.06

  • すみれこ

    すみれこ

    嘘の親戚を呼んで結婚式を挙げる。他人の結婚式で嘘の家族を演じる。二人でウェディングドレスを着て嘘の結婚式を行う。数え切れない嘘の中で指の隙間から零れるように本音が呟かれて素顔が見える時が有る。現実は無数の本当でないことでできているのに七海は余りに無防備だ。だからこそ真白は一緒に死にたがったのだろうけれど。生きることは淋しい。優しい嘘を信じていないと狂ってしまいそうだ。続きを読む

    投稿日:2024.04.07

  • あぼかど

    あぼかど

    全体的に「静」なんだけど、ところどころ「動」がどかんとくる。劇的な出来事が起こるわけではないが、感情がグッと揺さぶられる感じ。

    そして絶妙なシュール加減が癖になる。結婚式のアルバイトはとっても魅力的でそそられるよね。

    この作品に出てくる登場人物たちはすごく強くて逞しいと思った。主人公はこのあとどんな人生を歩んでいくのかな。勝手に想像してわくわくしてしまった。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.28

  • なつき

    なつき

    3年前に本作の映画の虜になり、YouTubeで再び観たがまたもや気になり、小説版を買ってみた。
    映画では省略されている、宮沢賢治の一節の抜粋や、真白と真白のマネージャーの経緯が描かれていた。
    頭の中で映画を再生しながら読んでも相違がほとんどないような内容だった。
    各章が10ページほどで区切られており、ストーリーを都度整理して読むことができた。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.05

  • はるか

    はるか

    どこか他人軸で生きている主人公が、人生を自分の選択で切り拓いていく。どんどん感情を表にだし、人間らしく成長する。

    投稿日:2021.08.19

  • だいち

    だいち

    感想が難しい。

    読んでいる間、何が本当で何がうそか、よくわからなくなっていった。現実もこんな虚構なのかもしれないと思うと、ぞっとした。

    そんな中でも真白と出会い救われる。でも、真白も嘘をついていて、でもそれは七海が救われる嘘で、って、もうわけがわからん!でも、真白に出会う前の七海の嘘だらけの人生が苦しかったから、なんかちょっと救われた。

    結局、安室の存在がよくわからなかった。喪黒福造的な存在なのかしら。映画、見てみたいと思う。嘘に疲れるから、もう少し経ってからだけど。
    続きを読む

    投稿日:2021.06.21

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