【感想】おれは一万石 : 6 一揆の声

千野隆司 / 双葉文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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  • advicekiyomidosu

    advicekiyomidosu

    冷夏が続き、作付けが下回り、東の土地では一揆が起こり始めていた。
    小藩の高岡藩もついに。

    そんな中、騒ぎの中、農村から高価になっている米を盗み出し江戸で売るものが存在した。
    一揆を煽り、どさくさに紛れて年貢米を掠め取る。

    領土の農民をも守らねばと願う正紀。

    どんな始末をつけるか?

    人間としても時期藩主としても、悩む正紀。
    人間の成長の記録ともなっている。
    続きを読む

    投稿日:2019.12.13

  • nonmasashi003

    nonmasashi003

    第六弾
    不作が続き、各地で一揆が、対応を誤った一部で一揆が?
    これに便乗して御用米を百姓を引き込んで奪う者が、しかも藩士と結託して
    死者を出さずに収めるが幕閣は?

    投稿日:2019.01.26

  • hito-koto

    hito-koto

    千野隆司 著「一揆の声」、おれは一万石シリーズ№6、2018.8発行。高岡藩一万石の命運を担う井上正紀とその妻・京の物語。飢饉が続き、百姓たちは道端の草を食い、木の根をかじりながらの生活で年貢米に励むが、限界を越え、嘆願書を携えた「一揆」に。借金の返済とは質の違う危機が正紀を襲う。どう処理し、どう始末をつければいいのか。京の言葉が正紀を勇気づける。「領民を守れない藩が、栄えることはございますまい」「藩士も領民も、ただの一人でさえ命を失わせてはなりますまい」。続きを読む

    投稿日:2018.09.03

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