【感想】ランドスケープと夏の定理

高島雄哉 / 東京創元社
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
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ブクログレビュー

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  • yuge-hokkaido

    yuge-hokkaido

    このレビューはネタバレを含みます

    難しい。物理が不勉強な自分には難しいことが多くて大変だった。だけど面白くてついつい読み進めてしまう。
    天才で強引で最強なお姉ちゃんの存在が頼もしく笑えた。

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    投稿日:2020.10.24

  • Kyohei

    Kyohei

    爽やかに面白い技術だけを見せてくれるところはこの作者さんの手腕ですね。
    どんどん理論が具体化していくのは見ていて気持ちよかったです。

    投稿日:2020.04.17

  • モチツキ

    モチツキ

    好きなアニメのSF考証をされていたので著書を読んでみました。

    残念ながらあまりSFに触れてこなかったことや理系の知識がさっぱりなためお話を完全に理解できませんでした。とりあえずお姉さんに振り回される弟とその周りの人々のお話。続きを読む

    投稿日:2019.11.23

  • yuuyom

    yuuyom

    3つの中編に分かれているが、連続した話。天才肌の物理学者の姉と、知性定理の発見者である弟。SFとしてのストーリーの面白さの後ろに、定理や論理の美しさへの憧憬があるのだと思う。姉と弟のやりとりも面白く、理論の部分はすっ飛ばして楽しめる。続きを読む

    投稿日:2019.04.19

  • ganchan41

    ganchan41

    このレビューはネタバレを含みます

    2014年初出、第5回創元SF短編賞ハードSF。作者は東大物理と東京藝大美術科卒の秀才。天才の姉テアに振り回されながらも、がんばる弟ネルスが主人公。舞台の設定は宇宙空間L2から北極圏のカフェクルペン島、日本と目まぐるしく?移る中で、中心にあるのは知性定理。あらゆる知性の型が互いに翻訳可能。で、時間発展可能で、翻訳して理解できることが可能で、最後にビッグバン?で世界が変わる。こりゃすごい。ドメインボールの宇宙を計算機として使ったり、自分の情報=演算対を記憶転送したり、SF考証は小松左京ばり。あとがきではイーガンを意識し、小松左京の虚無回廊を抜けたあとの宇宙喜劇を意識たとのことが書いてある。丁度虚無回廊を並行して読んでいるが、虚無回廊より本作の方が面白い。想像力のパルタージェとゼーガペインADPを見なければ・・・

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    投稿日:2019.01.26

  • ちょ

    ちょ

     姉SFという触れ込みを聞いてから読む。
     逆に期待しすぎて姉の存在感が薄くてさみしくなる。むしろ弟SFじゃなかろうか。
     姉はおいておくとして、思考の自由さや世界の広がりが面白い。

    投稿日:2018.12.13

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