【感想】学校では教えてくれない戦国史の授業

順序は逆だが、続編を知って「止まらん」となったところで、即座に本書を借りて一週間経たずうちに読了。
やはり「止まらん」「面白い」

室町時代を知って
武田信玄を、上杉謙信を、織田信長を知った。

武田…信玄は治水などで民を従え、信玄公となった。

上杉謙信は他人の為に命を懸ける、戦国時代においては唯一の"義"の人。

織田信長が行ったのは宗教弾圧ではなく、宗教戦争を滅しただけ。今の人の感覚では理解出来ないのも無理はない。

そして本能寺の変の黒幕は、、、光秀の家老？？

最近、日本史が好きです。

（喧嘩中だったので丁度良く時間たっぷりでした(^^)）続きを読む

とても面白かった。
「学校で教えてくれない」とあるけどここまで教える時間がないだろうなって思った。そこは著者もわかってるだろうけど。
全体的に信長の話が全体の柱になっていて、周辺や経緯なども含めて新説…を書いてく…みたいなスタイル。義教暗殺の場面で刀の名前が「三日月左近」になってたのがちょっとだけ気になった。三日月宗近じゃなくて？

義教の対抗勢力潰しの話あたりが知らないことも多くて楽しかった。永享の乱、九州制圧、比叡山焼き討ち。

武田信玄、上杉謙信の話。
上杉と長尾と関東管領の話は関東管領を理解できてなかったので腑に落ちてよかった。兵農一致とそのあとの信長は専門兵士を作ってた話とかは面白いし、どうしてそうなったかの説明とか面白くてよかった。

地名を変えたのは信長が最初とか「天下とろう」となったのも信長が最初とか面白い。信長が天下取ってたらのSFは面白そうだなぁ。
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