【感想】はじまりは、図書室

虹月一兎 / スターツ出版文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • サオリ

    サオリ

     全3作からなる或る学校の図書室を巡った恋愛物語。
     つい先日も図書室をメインにした本を読んだけど、この本は短いお話だからこそ続きを推測できるのも面白かった。

    投稿日:2024.03.15

  • M&M

    M&M

    短編小説苦手。図書館での出会い。図書館って本を読んだり勉強したりするだけじゃないんだな。なんかすごいなって思ったし本から学べることってたくさんあるな。

    投稿日:2023.03.31

  • ますたぁ

    ますたぁ

    高校生の初々しい恋愛模様の3組のお話
    幼馴染、ブラスバンド部の部長と山岳部員、勉強一筋で高校生活を送った男子

    何というか、自分の高校生活では絶対にこんな恋愛は出来なかっただろう物語に思える(笑)

    一番よかったのはハックルベリィかな
    人間関係の板挟みは、むしろ大人になってからの方が色々と大変なのに、高校の部活で経験する姿はちょっとくるものがある
    解決方法として、対象者と敵対したりするわけでもなく、協力者としての立場を割り当てる発想は良いと思う
    世の中、こんなに上手く行けばいいですよね……

    あと、龍野くんの距離感がよい
    自分ならどうやってメンタルやモチベーションのコントロールをするかという発想で、押し付けがましくなく手を差し伸べられる態度は素晴らしい
    「付き合っている人がいるか」という問いを、そんな風に聞ける優しさよ
    まぁ、捉え方によっては特定の相手がいた場合は浮気を唆しているように思えるのかもしれないけどね

    タイトルから、もっと図書館が関係するかと思ったけど、そんなに重要な要素になってない
    最後の野村くんの話で、司書の雪見さんにも言及されていて
    ちょっと調べたら、小説家になろうで雪見さん主人公の物語のスピンオフと知る
    でも、そっちは書籍化してないんですね



    そんなわけで、雪見さんの物語と書籍化されてないエピソードも読んでみた

    雪見さんの物語は、恋愛経験が少ないまま、大人になっても若者のような恋愛をしてるなぁと思った
    ま、児玉先生も性格も相まってよい物語になっていると思う

    「はじまりは、図書室。」の方も書籍化されていない話やカットされた部分がある

    介護の実態はなぁ……
    書籍化で削られた、お母さんとの会話の部分が結構重い
    言い方は悪いけど、体は元気なのに…… という状況が厄介ですよね……

    マトリョーシカも書籍化されていないけど、個人的には一番好きな話かもしれない


    運命のひとは、雪見さんの物語の方で色々と訳ありっぽく出てたのが佐藤さんだったんですねぇ
    あっちだけ読むと、あの時期にありがちな大人の男性への憧れや若さに任せたからかい程度に思えたけど、こんな事情があったんですねぇと面白かった

    小説家になろうの最後で作者さんも言ってたけど、同じ舞台を用いることで、様々な物語を作りやすいというのはあると思う
    伏線とまではいかないけど、サブキャラとして登場している人達にも詳しく描写されていないエピソードがあるんだろうなぁと想像すると面白い

    そんなエピソードも読んでみたいけど、これらの物語はもう続きが出ないんでしょうねと思うとちょっと寂しい
    続きを読む

    投稿日:2022.01.04

  • ツン

    ツン

    2話目が一番好きだけど、3話目の2人の今後も気になる。続編も書いてほしいし、他の小説も読んでみたいけど、「小説投稿サイト「小説家になろう」では別の名前で活動しています。」。。ペンネームも教えてほしいんですけど。。続きを読む

    投稿日:2021.03.03

  • もちこ

    もちこ

    図書委員の智沙都は、ある日図書室で幼馴染の裕司が本を読む姿を目にする。彼は智沙都にとって、初恋のひと。でも、ある出来事をきっかけに少しずつ距離が生まれ、疎遠になっていた。内向的で本が好きな智沙都とは反対に、いつも友達と外で遊ぶ彼が、ひとり静かに読書する姿は意外だった。智沙都は、裕司が読んでいた本が気になり手にとると、そこには彼のある秘密が隠されていて―。誰かをこんなにも愛おしく大切に想う気持ち。図書室を舞台に繰り広げられる、瑞々しい“恋のはじまり”を描いた全3話。

    高校生たちの初々しい片思い物語。
    図書室で出会ったことをきっかけに、少しのすれ違いと誤解をしながら、相手への想いを募らせている彼ら彼女らが眩しい。
    恋する一歩前のドキドキを思い出させてくれるお話だった。
    続きを読む

    投稿日:2019.11.24

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