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スティーヴン・キング, 矢野浩三郎 / 文春文庫 (28件のレビュー)
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総合評価:
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9678
養老先生がよく読んでらした有名作家の短編集だったので、手にしましたが、翻訳本は当たり外れがあります(私には)。中ではジョウントという短編は怖かった!ホラーの表現が上手いのかな
投稿日:2024.04.03
1742518番目の読書家
これぞキングの傑作短編集。有名なミストは映画と違った結末で、個人的には原作の方が好きだった。(映画は救いが無さすぎる…) 異常事態に精神が耐えきれなくなった人々が変わっていく様や、クリーチャーの絶望感…の表現が絶品。 ほかの短編集も全てまた読み返したいと思わされるくらいとても良く、特にジョウントのSF世界から堕とされるラストは記憶に深く刻まれた。続きを読む
投稿日:2023.12.31
wasserbaumerin
このレビューはネタバレを含みます
短編集で5本の作品が掲載されている。 ほら、虎がいる…7ページで終わる超短編。よくわからなかった ジョウント…瞬間移動の話。眠らせて移動させるが、起きたままだと想像を絶する事態に。 ノーナ…読み終わった後にまた最初から読むと理解できるタイプ。 カインの末裔…これも10ページと超短編。断片すぎてもっと読みたい。 霧…タイトル自体は「霧」だが、霧は隠れ蓑なだけでその中にいる全貌が不明な生物との戦い。最後に決着がつかず結果がどうなったかわからないまま、手記が残されるという形で終わるのが怖い。少し前の時代のアメリカの暮らしがわかり、固有名詞がかなり出てくるのがリアル。
投稿日:2023.12.17
kei
○ミスト まず始めに、映画とは全く違う結末であること。原作の方が慈悲やら希望やらがあっていい。クリーチャーの表現力とかもさすが。映画を観るとクリーチャーの印象が強過ぎるが原作を読むとそれよりもミセスカ…ーモティの怖さが際立ってクリーチャーよりも人の怖さ優先な感じがよかった。 ○ほら、虎がいる こういう幼い子どもが主人公の話でもこういう雰囲気出せるんやな ○ジョウント これ、めちゃくちゃおもろかった。ほんまにほんま、ラストまではシンプルにおもろいSF。やけどこれがラストでどんでん返し。どんでん返しっていうか一気にジャンルが変わるっていうか。とにかく起承転と結の切り替えがめちゃくちゃよかった。伏線回収と言うとちょっとズレるけどでも読み返したらたぶん見つかるんやろうな。 ○ノーナ これもラストそうきたか!ってなる作品やな。わりと暴力描写が多いからそこに目が行きがちやけど多分、ラストのオチも含めて考えると精神面の不安定さみたいなのがメインっぽい。バチバチに殺めてるのに性に駆られるってもう典型的なサイコ。でもその主張は控えめ。でもそれがいいやと思う。全てはラストに向けての助走。 ○カインの末裔 別冊、骸骨乗組員参照続きを読む
投稿日:2023.12.12
luvlondon
「霧」、映画を思い出し、あのラストを思い出す……。ホラーとしての終わり方、インパクトとしては映画かなと思うけれど、オリジナルのこの、微かに希望を感じる(けれど嫌な想像しかできない)ラストもなかなか良い…なと思った。 個人的に好きだったのは「ジョウント」と「カインの末裔」だった。続きを読む
投稿日:2023.09.30
りゅうちゃん
スティーヴンキングの短編集。一番は「霧」です。町を覆う霧。白色の濃霧は太陽の光を遮り、人々はスーパーマーケットに閉じ籠もる。霧の中にいる何かが人間を襲う描写がぞっとする。マーケット内でのグループの対立…や、恐怖に対して人間同士の対立など極限状態になったときの状況も描いている。正直、自分も同じ状況に置かれたら、主人公のように果敢に行動できるか疑問である。2023年6月3日読了。続きを読む
投稿日:2023.06.03
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