【感想】神谷美恵子 島の診療記録から

神谷美恵子 / STANDARD BOOKS
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • haru

    haru

    わかりやすい表現。美しい言葉。
    目の前の人を大切に眼差し、ともにあろうとされるお姿。

    素敵だなと思いながら読みました。
    母親としてのくだりは、子育て中のときを思い出し、胸に迫るものがありました。

    本書を読み、乱れがちな日々の自分の言葉を改めていきたいと思いました。続きを読む

    投稿日:2023.10.18

  • minamigata

    minamigata

    ハンセン病患者に寄り添い続けた精神科医・神谷美恵子。瀬戸内の療養施設の経験、使命感、心に残る人々…たおやかに生きた人の随想です。彼女の代表的なエセーを読みやすく編集した、はじめての人にも読みやすい一冊です。続きを読む

    投稿日:2022.05.08

  • towa

    towa

    神谷美恵子は、精神科医としてハンセン病の診療所・長島愛生園に15年間勤務したほか、フーコー『臨床医学の誕生』などの翻訳も手がけた人物。
    この時代に医師になった女性。環境に恵まれたインテリではあったけれど、幼少期のスイス滞在、結核を患って療養生活を送ったこと、母親としての経験、戦時中に東大の精神科医局で被災者の治療にあたる…等の多様な経験が、彼女の紡ぐ言葉に現在まで変わらぬ普遍性をもたらしていると思う。
    思索の深さと、生存に対する愛を感じた。
    『生きがいについて』もいつか読んでみたい。
    続きを読む

    投稿日:2022.01.19

  • 愛希穂

    愛希穂

    神谷美恵子さんのエッセイ。
    職業柄だけではないでしょうが、彼女の人を見る目があたたかく深い。共感すること、考えさせられることがたくさん。

    投稿日:2018.10.08

  • ラララライブラリ

    ラララライブラリ

    悩み、考えつづけたら自分の中にこたえのようなものが、きっと生まれる。神谷さんの文章を読むと、そんな予感がする。

    投稿日:2018.07.25

  • さつき

    さつき

    これまでのシリーズ作品にあった面白さや驚きといった、わくわくするような感覚はなかった。
    とても静かに、心穏やかに、人を、世界を見つめるという文章。でも、これはこれで興味深かった。
    人の心、精神というものは本当に不思議だ。そこに考えを至らせると浮遊しているような変な感覚になる。
    それを冷静に分析しているという点では、やはり理系の視点なのだろうか。
    続きを読む

    投稿日:2018.05.19

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