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新津きよみ / 角川ホラー文庫 (9件のレビュー)
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あくら
“女”と“住まい”を組み合わせたら、こんな話ができるのかと感心させられるホラー短篇集。 六篇それぞれに異なる恐怖が潜んでおり、軽く身震いした。 表題作も確かに怖い。 でも『我を忘れる』や『楽園』の方が…よっぽど嫌だ。 作品としては面白いのだけど、夜中に読むんじゃなかったと少し後悔した。続きを読む
投稿日:2024.05.07
gemi
これは短編集。サクッとお手軽に読めるのだが、どの話もゾクッとさせる。表題作の「シェアメイト」でガツンと引き込まれた。小さい頃から仲の良いミサとミカ。大人になり紆余曲折あってついにシェアすることになる。…楽しい時間を過ごしていたある日、2人で台湾旅へ。しかしミカは今に至るまで行方がわからない。これ以上は言えないのだが、それにはゾクッとする背景があった。 他の5編は割愛するが、どれも私の好みのゾクッがあった。続きを読む
投稿日:2023.12.05
ある
女と住いに関わる負の感情ホラー シェアメイト:友達が台湾で行方不明 おばあちゃんの家:占拠された実家に予期せぬ事故で気分スッキリ 魔取り:理想の家に執着する家政婦 我を忘れる:記憶喪失の霊と犯罪捜査
投稿日:2023.06.28
兎
このレビューはネタバレを含みます
文章が、読みやすい! 人の執着は死んでからでも残り続ける 執着に基づいた短編集だなぁという印象。 最後のクレーマーなんか本当にありがちな話で怖かった。
投稿日:2023.02.19
よつば
新津 きよみさんの「女と住まい」をテーマに描いた 8篇収録の短編集です。 相変わらず、安定の読みやすさでサクサク読めました。 ホラー要素もあるにはありますが、背筋が寒くなる様な感じではなく イヤミス…と合体した雰囲気の軽めのホラーです。 何気なく取った行動や悪気のない言動、それらから派生して行く負の感情が恐ろしい、霊的な物より、日常の隙間に生まれる人間同士の関係の怖さを感じました。 全編楽しませて頂きましたが、「食べごろし」だけはラスト3行のオチが理解出来ずモヤっと感が残りました。続きを読む
投稿日:2023.02.11
maico
女と住まいをテーマにしたゾクっとする短編集。 『魔取り』がいちばん怖かった。 幽霊よりも怖いのは人間の心理だと改めて思う。
投稿日:2022.03.15
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