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小玉ユキ / 月刊flowers (12件のレビュー)
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総合評価:
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むちこ
このレビューはネタバレを含みます
『狼の娘』(小玉ユキ)を読んだ時に紹介されていた『ちいさこの庭』。 小人の話は『借りぐらしのアリエッティ』(宮崎駿)、『ONE PIECE』(尾田栄一郎)以来かな。 本書で語られる小人は妖精のような存在で、 「恋をするとその存在は見えず、その先見える事はない」とされています。 恋をした事がない子ども、大人、それぞれの視点で見ていると、 中には切ないものもあって、久々に泣きました。 小人の話はゆかいか切ないかのどちらかに分かれるね。
投稿日:2023.06.16
mayの漫画棚
先日、一気読みした『青の花 器の森』の小玉ユキさん。他の作品も読んでみたくて、まずは評価の高い単巻のこちらを手にとってみました。 5篇からなるファンタジー・オムニバスです。 「ちいさこ」と人間との…ちょっと不思議な出会いと交流が描かれています。ちいさこが見える人の条件に最初はちょっと違和感あったんですが、うまくお話に絡んでました。5篇それぞれの繋がりも素敵で、どのお話もほっこりするしうるっとするし、すっごく良かったです!めちゃめちゃ好きでした!続きを読む
投稿日:2022.12.10
5ma4ba
悲しい話じゃなくて良かった。ちいさい人たちは大体長生きだから、あちらからヒトを見るのはヒトが犬や猫を見るのに近いのかなあ。すぐ死んじゃうとかさ(´;ω;`)この庭がずっと残りますように。
投稿日:2021.08.15
茶柱たつこ
恋を知らないか死を迎えようとする者にしか見えない長寿の小人「ちいさこ」。 ここに出てくる小人たちは、離れた人間関係を結びつけるような役割で出てくる。 また話の並び順が秀逸。 1話目・絵本の中にしかいないと思っていたちいさこと女の子の交流 2話目・ちいさこが見える大人たちの話 3話目・ちいさこと少年の話 4話目・最初に出てきたちいさこの昔の話 5話目・絵本の作者の話 子供と小人という単純でわかりやすい話から始まるが、恋をすると見えなくなるという設定が生かされる話しになっていく。 2話目の恋に落ちていく過程の話も良かったが、4話目の恋心を抱き始めたからこそ相手が見えなくなっていくのも切なくて良い。 そして最終話。作者がちいさこの絵本を描くきっかけとなった出会いと、描いたからこその再会。 恋未満が恋になっていく過程の甘酸っぱさと、別れと出会いの切なさが詰まった短編集。 小人と人間の交流ものが好きな人だけでなく、爽やかな恋物語が好きな人にもおすすめしたい。
投稿日:2019.06.08
ちびねこ
アリエッティ…!ではなくて“ちいさこ”。 どのちいさこも人間に寄り添ってくれて幸せな物語。イケメン王子のちいさこがかっこ良かったので、こてこてのファンタジーも描いてほしいなぁ
投稿日:2019.04.29
lechner
坂道のアポロンの作者小玉ユキによる短編集。 単巻なのでこれ一冊で楽しめる。 ある条件を満たす人だけが見ることができる「ちいさこ」という存在。 彼らと人間の心の物語。 緩やかなつながりがあるもの…とないもの4編が収録されており、どれもきれいで暖かい。 自分にはちいさこが見えるだろうかとふと考えた。 ちいさこの声については最初警察24時で出てくる合成音声で脳内再生されてしまって笑ったのだが、その解釈で合ってるのだろうか(合ってないと思う)。 続きを読む
投稿日:2019.04.18
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