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貴志祐介 / 角川文庫 (10件のレビュー)
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ktrmn
このレビューはネタバレを含みます
中盤の対局はボードゲームの認識の裏をかくような(生き埋め作戦とか)でアクロバティックさを出しつつ、最終的にグリッドを進むゲームの原則に則り敵を倒すのが裏技と正攻法の両方楽しめてかなりよかった。軍艦島そのものの地理がちゃんとわかってないと文章だけでマップの特性を想像するのが大変ではある。地図欲しかった。 最後はリサールタッチと玉の相打ちだったわけですが、将棋と同じ頭の使い方でいいんかなとちょっと思ったが面白かったのでok 対局と断章が交互に出て最終的にエンドレス修羅モードに入る流れは勢いがあってよかった。 将棋や囲碁、チェスなどのおもしろさがわかる人向けに書かれており、割と人を選ぶ気はする。でも刺さる人にはめっちゃ刺さる
投稿日:2024.04.05
星月夜
将棋をモチーフにした命懸けのゲームが展開される。手に汗握る頭脳戦や心理戦が読んでいて楽しかった。現実世界での種明かしも、成る程なとなり上手く纏っていた。
投稿日:2024.03.20
かのん
【2023年47冊目】 そういうことか〜。上巻がまあこんな感じかと思う内容だったものの、続きが気になって読了。後味は悪いのに、悪くない終わり方といった感じがしました。 いやでも、主人公以外全員被害者過ぎて、気の毒だ……。
投稿日:2023.04.03
レモン
読後感スッキリとまではいかないが、これまで読んだ著者作品からすると、らしい読後感だろうか。賛否両論あるようだが、私は大好きだし非常に面白かった。『ライアーゲーム』好きな人はハマれそう。結末に誰もが納得いくオチや鮮やかなすべての伏線回収を求める人には合わないだろう。 主人公の性格が生み出した究極の現実逃避であるが、永遠に安らぎを得ることができないのは憐れかつ自業自得なのか。梓が諸悪の根源なのにお咎めなしなのが腹立たしい。 貴志作品他も読んでみたいが、ホラー苦手なので角川ホラー文庫になかなか手を出せない。あらすじを見る限り、いけそうな気もするが…。『クリムゾンの迷宮』が読めたら他も読めるのかな(><)
投稿日:2022.10.22
jube
確かに、以前読んだ記憶はあるが、最後の最後まで 誰が死んで、誰が殺されたのかが間違って中途半端に覚えていたようで(笑)存外、ネタバレなしで読んだような状態となった。ちょっとまあ、読了感が微妙。ラノベで…あれば、本当に異世界に転生とかワープとか、移動してしまうのが面白いのだが、存外真面目なメタファー的な世界というか、メンタルな話なので、そこらへんがしんどいのだと思う。 貴志本のクリムゾンみたいなのが、また読みたい。続きを読む
投稿日:2022.06.29
コウヘイカミヤマ
面白かったけど、全体を通して怖い。その辺が良さではあるが、読み終わる時間が調節できず夜になると困る。(こわい)
投稿日:2021.11.30
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