【感想】いつかきみに七月の雪を見せてあげる

五十嵐雄策 / メディアワークス文庫
(2件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    「第一話 『人魚の夢』」
    転校してきた街に伝わる伝承。
    人魚姫の話というより鶴の恩返しを思い出す内容に近かった気がするな。
    自分の気持ちにも疎い彼に対して、ロマンチックな少し遠回しな言い方は伝わりにくいだろうな。

    「第二話 『七月の雪』」
    二人が護りたかった者と願い事。
    大切な人と過ごす時間を知り幸せを感じていたからこそ、互いに互いの事を想う願いをしたのだろうな。
    どちらも助かる未来があれば一番だが、命を助けるというのにはそれ相応の対価が必要だよな。
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    投稿日:2019.12.13

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    このレビューはネタバレを含みます

    【鎌倉の海が描き出す、『願い』の奇跡の物語。】

     いつかきみに、七月の雪を見せてあげる。あの日、彼女は青く光る海を見ながら、僕にそう約束してくれた――。
     あの人を、死なせたくなかった。だからわたしは『願い』をかけることにした。たとえそのために、何を代償にしようとも。
     『願い』を遺した彼女とそれを探す僕。死別した彼女の想い出を辿り、三年ぶりに鎌倉に帰郷した僕は、七月の雪に託された、彼女の『願い』の奇跡と巡り遭うことになる――。

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    投稿日:2017.10.10

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