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池波正太郎 / 文春文庫 (9件のレビュー)
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yappinkun
特別長編、炎の色。 亡父の隠し子、平蔵の妹が出現する。いろいろ苦労してきた身の上であるが、さすがに平蔵の妹、度胸はすわっていて、早速に平蔵の手助けとして、潜入する働きを見せる。 おまさが、旧知の盗賊の…お頭に声をかけられたのを、きっかけにして、一網打尽にすべく、探索がはじまる。怪しい魅力の女盗賊のお頭、お夏も登場する。 江戸情緒に、どっぷりと浸れる池波正太郎先生の名作。続きを読む
投稿日:2023.01.23
beakmark
平蔵の差配が神がかっている。 ただ、浪人の丹羽庄九郎の絡みがちょっと唐突感あった。あと岸井左馬之助や息子の辰蔵の活躍も丁寧に書かれているともっと良いのにな、と。 おまさと因縁がついた登場人物は今後…への伏線?続きを読む
投稿日:2022.11.13
ねるねる (旧shaadi)
後味スッキリ! と思いきや、お夏だけが気になります。 本当にどうやって、逃げたのでしょう? おまさか!?とも思ったけど、そこは書かれていなかったし、平蔵さんなら見破るはずなので、お夏はお夏なりの勘が働…いたのかな? 荒神一味を乗っとる計画もあったし、初蔵を警戒したのかもしれない。 あと1冊で終わり 鬼平ロスが近づいている…続きを読む
投稿日:2022.06.26
jitan
内容(「BOOK」データベースより) 謹厳実直な亡父・長谷川宣雄の隠し子出現に、平蔵は苦笑い(「隠し子」)。夜鴉がしきりに鳴いた翌日、おまさは旧知の盗賊・峰山の初蔵に声をかけられる。「新しい荒神のお頭…を手伝ってもらいたい。二代目は女だ。先代の隠し子さ」。先代の助太郎親分を思い、おまさの心が騒ぐ(「炎の色」)。二人の隠し子登場で、新たなる物語が始まる。続きを読む
投稿日:2021.12.24
hito-koto
二人の隠し子が登場する「鬼平犯科帳 23」(2017.11)、隠し子と炎の色。平蔵の父の隠し子、平蔵の腹違いの妹、お園が登場。30歳で男知らず、男勝りで彫りの深い大柄な女性が大活躍! 鬼平犯科帳、ぐ…っと盛り上がりました(^-^) 平蔵の計らいで、妻子を亡くし剣に生きるダンディな小柳安五郎と一緒になるのでしょうか~w!続きを読む
投稿日:2021.02.07
dysm3636
いよいよ鬼平犯科帳も終盤、「特別長編 炎の色」は平蔵の謹厳実直な亡き父・長谷川宜雄の隠し子出現から始まり、おまさが大活躍し、彼女の心を騒がさせるストーリーで大展開する。大作です。
投稿日:2020.04.04
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