【感想】うつけ者の値打ち 風の市兵衛[17]

辻堂魁 / 祥伝社文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • オールマイティ

    オールマイティ

    今回も、途中から何となく、あまり明るくない結末が見えていたけれど、最後に、一抹の救いがあって、安心した。ただ、派手な立ち回りがないのは、ちょっと、もの足りない。

    投稿日:2023.10.12

  • Bookrium

    Bookrium

    今回は少し珍しい展開でした。
    市兵衛というより岡場所の用心棒である三十郎が主役であり、彼の目線での記述にこそ本作の重要な部分が含まれている。
    もちろん市兵衛も飯盛屋同士の揉め事を仲裁したり、兄の威光を積極的に利用して大名家に対して交渉事を押し通したりするなど、最久しく見ていない血生臭くない活躍振りも良かったです。
    そして何より喜楽亭の常連達の仲良し振りが素敵です。このメンバーの関係はどんどん深く温かいものになってきました。
    続きを読む

    投稿日:2022.01.20

  • nonmasashi003

    nonmasashi003

    第十七弾
    岡場所を巡る諍いから知り合った浪人、心ならずも悪事に
    一人罪をかぶり脱藩、当然ながら裏切られ親妹は?
    今度は新しく生まれた息子の為に自分を犠牲に
    しかし、最終的には元藩は無難に事を治めることを!続きを読む

    投稿日:2018.07.23

  • hanaasagi

    hanaasagi

    内容(「BOOK」データベースより)

    算盤侍唐木市兵衛を、北町同心の渋井鬼三次が手下とともに訪ねてきた。岡場所を巡る諍いを仲裁してくれという。見世に出向いた市兵衛の交渉はこじれ、用心棒の藪下三十郎と刃を交えるが、互いの剣に魅かれたふたりは親交を深めていく。三十郎は愚直に家族を守る男だった。だが、愚直ゆえに過去の罪を一人で背負い込んでいる姿を、市兵衛は心配し…。

    平成29年6月27日~29日
    続きを読む

    投稿日:2017.06.29

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