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きむらゆういち, 伊藤秀男 / 講談社の創作絵本 (9件のレビュー)
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cinejazz0906
〝男はとても貧乏でした。姿は、まるで怪物のようでしたが、とにかく働いて働いて、気がつくと大金持ちになっていたのです。欲しいもの何でも手に入るようになったとき、男は呟きました「ああ、あのときのカレーライ…スが食べたい!」貧しかったときにご馳走になったカレーのことでした...男の頭はそのカレーのことでどんどんいっぱいになっていき...周りのことはほっぽりだして...気がついたときには、また独りぼっちの貧乏人生活に戻っていたのでした・・・〟王様と呼ばれた男の人生訓話です。続きを読む
投稿日:2023.11.24
海と青硝子
「おいしい」と感じることが、何によってもたらされるのか。みんな本当はよく知っているはずですよね。でも、忘れてしまいやすいのです。そう、昔から言われているとおり、「空腹」と「感謝」。「いただきます」って…、いい言葉ですね。続きを読む
投稿日:2023.11.08
たける
このレビューはネタバレを含みます
思い出のカレーライスを食べるために お金で解決しようとしたお金持ちの話 貧乏だった彼は 今では町一番のお金持ちとなり お金で買えるものは全て経験した。 しかし、ふと昔食べたカレーライスを食べたくなり 多額のお金を投じて食べようとした。 だけどどんなに良い食材やシェフを使っても 再現出来たものが無く ついには人や財産も全て無くしてしまった。 路頭に迷っていた時に足を滑らせ気絶をしてしまう。 目を覚ましたときには誰かの家で保護されていたが 食事で用意してもらえたのがカレーライスだった。 実はそのカレーライスそのものが その男が追い求めていたカレーだった、という流れ。 たぶん、どのカレーライスも美味しかったはずだったし、男の努力も間違いでは無かったと思う。 だけど、再度貧乏だった自分に戻ることで 食べ物に対する価値が変わったんじゃないかな。 お金で満足した人生は、恩恵を感じにくくなるものだけど お金が無いからこそ得られる恩恵は、この上なく贅沢に感じることができる。 本質として学んだことは お金持ちこそが成功じゃないんだよ お金で買えない「価値があるもの」もあるんだよ ということでした。
投稿日:2021.03.16
とし
「おかねがなかったけどお金持ちになってまたびんぼうになったのが可哀想だった。がけから落ちたけどおじいちゃんおばあちゃんが助けたのがよかった。さいご仲良しになってカレー食べてたのが良かった。」
投稿日:2021.03.09
たまネコ♪
貧乏時代に食べたカレーライスを懐かしみ、今ある財を投げやってそのカレーライスを再現しようとするが… 空腹が1番のごちそう。
投稿日:2020.12.12
hkmook
子どもたちにも、私たちにも身近に楽しめる題材。道徳的な面もあるかな。思慮深いかと言われれば、疑問だけどね。
投稿日:2019.06.23
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