【感想】さよなら私のクラマー(4)

新川直司 / 月刊少年マガジン
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
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ブクログレビュー

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  • しょう

    しょう

    横開きのマンガの中で縦に絵を描くってすごい試み。
    迫力が出てくる。
    恩田が輝く時が一番いいよなぁ。
    ひとりぼっちに臆せず、それよりもサッカーが好きという気持ちが勝った人たちの集まりなんやろな。

    投稿日:2020.03.28

  • まいつき

    まいつき

    浦和邦正のシステムは、コンテというよりミシャの方がなじみが深いんだよなぁ。両WBの可変システム。大攻勢の時のこわさ、終わりのない守備の時間。バルサのようなポゼッションを相手にした時の、真綿で首を絞められる時間もきついですが、可変システムの押し寄せてくる圧迫感もきついですよ。終わりのない時間はきつい。

    その浦和邦正相手の守勢を打開すべく、戦術キーマンのダービッツじゃなかったチカとの戦いへと臨む恩田。
    いやー、ピクシーかぁ、ストイコビッチかぁ。そうくるかぁ。土砂降り極度の重馬場に舞い降りた妖精でしたねぇ。恩田が生き生きしだすと、それがチーム全体に伝わって活き活きするワラビーズ。
    ピクシーが運んだボールの先には、この試合の勝利だけでなく、約束の相手である久乃木が待っているのだから。

    ゆらぁりと立ちはだかるのは、安達太良アリス。
    カウンター一閃、終了間際の痛恨の失点。とんでもねー飛び道具持ってやがる浦和邦正。
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    投稿日:2017.10.25

  • clamamus

    clamamus

    このレビューはネタバレを含みます

     四巻となるこの巻では、インターハイ埼玉県予選決勝トーナメント一回戦で浦和邦成と対戦する物語が描かれている。試合的には後半半ばくらいまでが収録されている。
     今回、ワラビーズのお地蔵さんが覚醒する物語が中心に描かれているが、コンテを完コピした浦和邦成の守備はそこまで甘いものではなく、終盤に流れるような展開で失点するところなどは非常にサッカーらしい描き方がされている印象だ。
     ただ、物語としてはちょっと錯雑としている点は否めない。特に序盤、敵チームのキャラ(チカ)のかつてのミスを描いた部分などは当初「あれ、こんなあっさり点が入ったの?」と今の試合と勘違いしていた一面もあって、敵味方の視点移動と過去現在の視点移動が入り乱れる描き方は読みづらい部分がある。
     また、ダービッツやらコンテやらストイコビッチの雨中のリフティングドリブルやら、サッカーファンとしての基礎知識が問われる一面はあるだろう。
     まあ、この辺はさよならフットボールでも見られた一面であり、新川さんの描き方の癖みたいなものであり、批判的に見る必要はないだろうが。

     というわけで、物語的な熱さとは別に、漫画としての手法についての弱さを加味して星四つで評価している。
     サッカーであるから致し方ない一面があるが、とにかく登場人物が多すぎて誰が誰だかわかりづらくなる部分もある。
     この辺は、物語が進むにつれて解決する部分はあるかなとは思うが、少し心配されるところではある。

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    投稿日:2017.10.24

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