【感想】戀愛-koiai-【イラスト入り】

崎谷はるひ, タカツキノボル / ダリア文庫e
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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5
4
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1

ブクログレビュー

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  • 彩波(いろは)

    彩波(いろは)

    このレビューはネタバレを含みます

     この間会った友達に、感想読むと、その本、読んでみたい!! ってなるよ!! って嬉しいことを言われたので、調子に乗って再開してみる。

     橋田達巳は大学で出会った男にずっと片想いしている。
     そんな男から、クリスマスイブに唐突に告白される。
     今までずっと歴代の彼女も知っている達巳は彼の告白を信じられずにいるけれど……

     という話でした。
     ちょっと大人な物語でした。

     達巳はずっとずっと相手のことを好きすぎて。
     気持ちが盛り上がる時もそうでない時も経験してきて。
     自分が彼と付き合えることなんてない
     って諦めてる気持ちは、すごく理解できる。

     相手は達巳に対して「好きだ」「前から好きだったかも……」とか言ってくるのに対して反論してるのも好感が持てます。
     ただ好きに流されるだけじゃなくて、相手に怒るのでもない、穏やかでもある作品でとても読みやすかったです。

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    投稿日:2019.07.31

  • クロサキ

    クロサキ

    このレビューはネタバレを含みます

    大学時代から思い続けた奥田への気持ちがやっと落ちるところに落ちて波が凪いできたところで、その相手からキスされて押し倒される達巳。

    同じ大学、同じ会社の同僚としてノンケの奥田を見続け傍にいた達巳の辛さというか遣る瀬無さというか諦め感というか。
    それを簡単に踏みにじる(w)奥田って・・・・。

    本で初読みだったので簡潔なスピード感にサイト系さだったと知って納得。
    くっつく→その後→その後の中で学生時代回想と端的にハッキリしてて読みやすかった。

    奥田が結局のところ達巳にほれ込んでる姿が可愛かったし、達巳の心のもどかしさも良かったし、薄いけれどこれはこれで終わった良かったと思う。

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    投稿日:2014.03.13

  • けーら

    けーら

    大学からの関わりのなかではぐくまれるその恋愛模様の可愛さ。好きだと気付きつつ気付かなかったり、現代だからこそのついったーの感覚が、かわいらしい。

    投稿日:2014.01.06

  • sancaya

    sancaya

    大学で出会い、今は同じ会社で働く相手にずっと片思いをしている主人公。
    明るい性格で、つねに人の輪の中心にいる彼に対する思いを、
    伝えられるわけでもなくかといって諦めきれずにずっと悶々としていた。
    しかし3年前、その気持ちを友人で居られるならとふっきった。
    というのに、突然キスをされたあげく告白をされてしまう。
    動揺する主人公に対し、彼はぐいぐいと迫り、身体だけでもと迫ってくる。

    サイト掲載を収録、+書き下ろしということで、
    あまり評判はよろしくないですね、コレ。
    しかし、すっきりとまとまっているので、私は好きですよ。
    ただ、文庫化するにあたってあとがきにもありましたが、
    「ツイッター」の表現が薄まってしまったのがただただ残念です。
    ラノベみたいに絵として見せることも当然考えられたんでしょうが、
    無難な所に落ち着いた、かな。

    一つ残念なことがあるとしたら、作者の近況が不要だなと思った事。
    ずらずらと言い訳のようにいわずともいい気がします。
    また、時間がたってから手にする読者もいるわけで、
    日記のように書くのはあまりよろしくないのでは?
    馬車馬のように働かせた出版社への抗議?
    でも、そんなの読者には関係ないですよね・・・。
    せっかくの作品に作者みずから水さしちゃ、いかんとおもいます。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.10

  • komopy

    komopy

    サイト掲載分未読だったのですが、いつもよりあっさりした恋愛ものだなと思いました。ぐるぐるじれじれが持ち味のセンセなので、そこがコンパクトにまとまっている印象です。それに、ページ数のせいか価格も安くてwww

    ノンケで女に不自由しない奥田と、11年間友人兼同僚としてつきあってきた達巳。実はずっと奥田に片想いしていた達巳は、何度も何度もあきらめようと努力してやっとふっきれたばかり。
    なのに、突然奥田からキスされ告白されて動揺してしまいます。

    「戀愛」だけだと、奥田の気持ちが不可解だったのですが、「恋々」で納得しました。奥田は、優越感とか自分のうぬぼれを吐露していて、正直で人が良いのがわかります。
    直視するのは勇気がいるけど、友情だけではありえない“何か”が潜んでいる、という女子的には非常にツボな関係です。
    そして、書き下ろし「得恋」では、達巳の片恋の葛藤にとても切なくさせられてしまいました。主に振り返りで語られているんですが、そのせいでもう一度遡るためにページを戻って読み返したり。11年間もの達巳の切ない気持ちが胸にじわじわときました。

    ストーリー的には崎谷センセ基準で言えば短めで、ちょっともの足りないかもしれないし、ぐるぐる感も少なめですが。
    エロは相変わらずよかった…!萌えました。
    続きを読む

    投稿日:2013.10.24

  • 伏龍 亮

    伏龍 亮

    作者のサイトで既読。
    自分の『紙媒体の書籍好き』を再確認したものの、twitter等の臨場感?などが薄れてしまう事も再確認。

    投稿日:2013.10.19

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