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水戸 泉 / ダリア文庫e (2件のレビュー)
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総合評価:
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クローンだの遺伝子だの3Pだの(ここ重要) 折角面白い設定を織り込んだのに、それが全て中途半端に終わっている。 設定を詰め込んだ割にページ数が少ないのが原因か、とってつけたような濡れ場が原因か…。 …序盤は面白く読み進められたものの、中盤辺りからガタガタと崩れていった感じがする。 以降はHシーンにページ数を取られ、肝心なストーリーが進まず、最後数ページで伏せん回収に駆けまわったという印象。 畳み掛けるようにまとめられ、主人公の感情にもついてけず、読み終わった後の消化不良感が半端ない。 もっと詰め込む情報を減らして、その分を慎治と亨の心理描写やストーリーの深みに充てればもう少し面白く出来たんじゃないかと。 この話のキーワードの1つである「謎の男・キョウイチ」の必要性が感じられない。 この内容では、もっと別の問題発起でもよかったんじゃ…と思わざるを得ない。 ただイラストと眼鏡受けは好みなので、★+1で。続きを読む
投稿日:2013.01.11
彩波(いろは)
このレビューはネタバレを含みます
なんていうか、ものすごいヤンデレな上に救いがなくて、ものすごく好きな話だったんですけど、胸が痛い。 時代は二十二世紀で、世の中では「遺伝子優良化」という名目で遺伝子改良が進められていた。 人間は年を取らないし、病気もしない。 そんなことが当たり前に行われるようになった時代に、エリート遺伝子学者である永瀬慎治は、それらを一切拒んで生活をしていた。 そして慎治が養育していたのが、若くして亡くなった天才遺伝子学者である波代喬一の息子である享だった。 という感じの話だったんですが。 ここから思い切りネタバレで。 実は享は喬一の息子ではなくクローンで。 慎治は、喬一に一方的に犯される関係で。 どういうわけだか、喬一は慎治に以上に執着していた。 ということがおいおい明かされていきます。 そして、慎治の前に「キョウイチ」というシルバーのネームプレートを持って現れた傷だらけの男が慎治の前に現れたことから、二人の関係が変わっていく……という話でした。 結局のところ、「キョウイチ」そっくりなクローンがもう1人現れて、そのクローンに押し倒されてキスされてる慎治を見た享がキレて慎治を襲う……という話だったんですよね。 結局のところ享の頭の中心にいるのは慎治で、それ以外はどうでもよくて、振り向いてくれないことにじれて、薬を盛って、縛って、犯して……あげくもう一人のクローンまで巻き込んでしまう……という。 すごい話だった。 でも、背後にあるものが重過ぎて、そんなめちゃくちゃな行為でさえもやるせなさしか感じられなくて、かなりつらかったです。 でもそれがいいんだよね……小説の面白さって実はこういうやるせなさにあると思っているので、そういうのが好きな人にはオススメです。
投稿日:2011.11.21
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