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阿羅本景, 影崎由那 / 画楽ノ杜 (1件のレビュー)
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『黒犬』の優樹
本当、この『たちあがれ!オークさん』は質の高い面白さがある 設定や世界観こそ、ファンタジーのど真ん中であるが、ストーリーには妙な現実感も漂っている セクシー男優のしみけん氏が、強く共感し、帯まで描いち…ゃうのだから、相当にリアリティが崩れていない、と言えるだろう AV業界を描いている、と聞けば、下品な内容を想像する者もいるだろう まぁ、それは間違っちゃいない ただ、下品ではあるが、下劣ではないので、女性の漫画読みでも楽しめるんじゃないだろうか むしろ、しょうもない男に幻滅している女性は、本物の漢らしさを持ち、自分らしく生きているラドスラフやドラホスラフに憧れを持つんじゃないだろうか 上品な下ネタって意味合いでは、それこそ、ももせたまみ先生や、氏家ト全先生、野澤ゆき子先生の作品に匹敵するだろう 四コマ漫画ってのは、キャラが大事である この(3)でも、作品の良さを高める、個性の濃い新たなキャラ達が次から次へと顔を見せている これだけ、コアなキャラが好き勝手に振る舞っても、ストーリーの土台が揺るがないのは、原作の阿羅本先生が、その辺りのバランスを上手く調整してくれているからだろう 私が好きなキャラは、レギュラー陣の中では、メルヒオールですね。ちゃらんぽらんで浮気性、けど、仕事はちゃんと出来るし、先見の明もある、いざって時は社長として社員の為に動ける。良いギャップがあるキャラだ。そんな彼の良い所も良くない所もひっくるめて、何だかんだで愛しちゃっているエリューシカ姐さんを大事にしている点もポイントが高い 新キャラの中では、エンマ様ですね。あのイネスが頭上がらないってのも相当ですし、良い事をするたびに若返っちゃうって難義な体質でも、キャラが立っている。しかも、その体質を逆手に取って、徳を銭ゲバって悪性で打ち消しているのも上手い。今後、エンマ様が、どう絡んでいくのか、楽しみだ 個人的に、この(3)で推したい回は、メルヒオールへの好感度がガッツリと上がった、第19話「いうなれば、エロファンタジー界のS・ジョ●ズ」だ。成功する人間ってのは、成功する前に苦難や逆境を体験し、それを乗り越え、同時に、誰も見ようとしていない所に革新の可能性を見つけられる奴なんだろう この台詞を引用に選んだのは、変に説得力があったので。確かに、男たるもの、何歳になろうと、心のチン〇は良いエロスに出逢えれば、そそり勃つもんだ。なので、男は男らしく生きたいのなら、心のチ〇コがいつまでも勃つよう、良いエロス探しを邁進すべきだ。心の〇ンコが勃たなくなる行為、それは性犯罪を起こす事に他ならない。個人的な意見であるが、己の性癖を暴走させて捕まるような奴は、チョッキンしちゃってもいい、と思っている続きを読む
投稿日:2017.12.13
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