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吉川英梨 / 講談社文庫 (12件のレビュー)
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Bookrium
シリーズ第三弾。 とにかくスピード感と躍動感に溢れている。 碇さんも相当優秀だけど、礼子さんの決断の速さと、その内容の思い切りに加えて実行能力の高さの前には霞んでしまう。おまけにとんでもなく美人らしい…ので、こんな人が身近にいたら大変です。 原発問題がテーマになっていますが、あれ程の大事故さえ喉元を過ぎればすぐに忘れてしまう国民性への指摘は身につまされました。続きを読む
投稿日:2023.12.23
ひまわりめろん
ちゃんとしてるやん というのが読後真っ先の感想 いや、ブクログ評価点があまりに低いのでどんだけ大風呂敷広げて、どんだけ恋愛要素詰め込んで、どんだけ破綻した物語なんだろか と思って読んだら ちゃんと…してるやん 微妙な恋愛感情もちゃんと物語の面白さに寄与してるやん ま、わいが勝手に被害妄想抱いてただけなわけだが うんまあ邪魔だなぁと感じる人が多いのもわからなくはないけど やっぱり普通の警察小説として読むのが間違いよねって思う こちとら心構えが違うもの 読む前からもう★5だもの はい、ちゃんと面白かったシリーズ第3弾 今回は豪華客船で原発問題に切り込みます! そしてやっぱり裏テーマは東京オリンピック そりゃそうよ五臨署は東京オリンピックのために設立された警察署だからね そして今回の大立ち回りもスケールがデカイ! そして「レインボーブリッジ閉鎖できません!」続きを読む
投稿日:2023.12.06
Bフォレスト
このレビューはネタバレを含みます
事件の動機や繋がり、黒幕の存在など各ポイントでは非常に楽しめるのだが、如何せん船舶の専門用語が羅列されており、場面設定をイメージするのに苦労してしまいストーリーが入ってこない。 それと合わせて主要キャストの1人である有馬礼子が非常に面倒なキャラクターでありどうにも好感がもてない。 礼子と碇の恋愛模様も何だかすっきりせず、碇も硬派なんだ軟派なんだか定まらない。 この2人の関係性がストーリー全体をモヤモヤさせてしまっている感が否めない。
投稿日:2023.01.21
tantan
相変わらず、ぶっ飛んでるけど、大事なことも書かれてる。 原発、いろんな意味で、恐い。 シリアスなのに、恋愛も絡めてくるw 都知事は、良い人?悪い人?
投稿日:2023.01.16
タッキー
この巻は結構、緊迫した展開。舞台はタイタニックさながらの豪華客船内。そして人質は東京湾!て、聞くとなんだか、どういうこと?って惹かれますよね。今作も軽快なテンポで、楽しめました。このシリーズ、まあまあ…面白いのですが、主人公の3人以外のキャラが希薄で、その点が残念なところ。でも、東京都知事は、存在感があってよかったです。エピローグの話は壮絶。続きを読む
投稿日:2022.12.03
machinobu
新東京水上警察シリーズ、第3弾。 東京都知事も乗船した巨大な豪華客船『セレナ・オリンピア号』がシージャックされた。犯人達の目的は? そして、東京湾で、旅行客を全て降ろす犯人達。 『人質は東京湾だ。』…とは、どういう意味なのか? 最後、犯人達が逮捕され、ホッとしたのもつかぬま、セレナ・オリンピア号が止まらず、レインボーブリッジと衝突する。橋の上には、何千人もの人が... ハラハラドキドキの展開で、スピード感あふれる文体で、映像化を想定しているのでは? ラストで、福島で逮捕され、東京に移送される実行犯の1人・外国人のキースの独白が、胸を打ちます。 決して、福島の悲劇を忘れてはいけないですね。続きを読む
投稿日:2019.11.14
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