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野原滋, 八千代ハル / B-PRINCE文庫 (2件のレビュー)
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じゃっく
初読み作家さん。 タイトルと帯から勝手に両片思い予想していたら、違った模様。 友情に恋愛感情持ち込んで関係壊すよりは一生親友でいたい、というこれはこれで王道のこじらせ話。 個人的に受も攻もあんまり好き…なタイプではなかったんですが、くっついてからが非常に初々しくて良かったです。続きを読む
投稿日:2024.02.08
komopy
同級生の再会もの。親友だったのに誤解から喧嘩別れして6年経ち、偶然仕事場で再会を果たすけど…という純然とした王道パターンです。 王道は好物なので一気読みです。なので糖分多めかな?と思ったんですが、野原…センセらしく意外に現実味がスパイシーなストーリーでした。 真人は美人で華やかな外見ゆえに色々誤解を招いてしまうし、生真面目でかたくななハートの持ち主のゲイ。 そんな彼が再会した、高校時代に片想いしていた相手の矢口は、なんの悩みもなく青春していたような元気でカッコいい男子です。 なので、矢口って良い奴なんだけどちょっとデリカシーに欠けるというか、男っぽいというか、気さくというか… でも、こんなにぐいぐい引っ張ってくれる矢口だからこそ、意地っ張りな真人も好きになったんじゃないかな~と思えました。 ストーリーは大体がこの二人のやりとりや言葉の応酬で、その言い合いが微笑ましく可愛かったです。 成人してる二人なのに、再会したら精神年齢が6年前に逆行してるw 二人ともパーフェクトなキャラじゃなくて、欠点だらけだったのがリアルでした。 エロ的には、よく知ってるそれこそ大好き同士だから、Hで今までの関係が変化してしまわないか、破綻してしまったら嫌だと互いに心配する気持ちが伝わってきました… 急に恋人としてつきあうことになった男同士のとまどいに、キュンとさせられました。 Hで気まずくなったら恥ずかしいし、ノンケにやっぱり無理とか言われたらどうしていいかわからないよね… 矢口はガサツかと思ったら、Hでは気遣いがすごくあってよかったです…いいエロでした。 イラストもぴったりだったんじゃないかと思います。続きを読む
投稿日:2017.09.16
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