【感想】走る?

東山彰良, 中田永一, 柴崎友香, 王城夕紀, 佐藤友哉, 遠藤徹, 前野健太, 古川日出男, 岩松了, 小林エリカ, 恒川光太郎, 服部文祥, 町田康, 桜井鈴茂 / 文春文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.2
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ブクログレビュー

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  • 黒い☆安息日

    黒い☆安息日

    このレビューはネタバレを含みます

    スポーツ雑誌 NUMBER Doに連載されたランを題材にした短編小説を集めたアンソロジー。

    ランナーではなく、ランを題材にしているってのがポイント。王道に走る楽しみを描いた小説だけではなく、走ることがイヤになる小説、走らされる小説等各種色が揃っている。出来もマチマチで、トータルで評価すると凡作ってことになってしまうなぁ。アンソロジーはそこが難しい。

    好きな作品は
    「パン買ってこい」中田永一
    「ホープ・ソング」王城夕紀
    「桜の並木の満開の下」遠藤徹

    どれも結局はちゃんとランに目覚める人の話だった。
    読み手によって好みは絶対分かれるだろうなぁ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.03.06

  • miholanta

    miholanta

    走るがテーマですと言われて作家は書くのだろうか?
    走らないこと、走ると飛ぶを比べる人、追いかける人、
    いろいろ読めて面白かった。

    俳優の岩松了のが、なんか後味ぞくっとする。

    「熊の夜戦」
    「いびきが月に届くまで」
    「パン、買ってこい」
    もよかった。
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    投稿日:2019.12.26

  • 凪野基

    凪野基

    22:短編アンソロジーならではのテンポの良さ、作風の違いを楽しめるのが良かった。トップの中田永一さんのがダントツに良かった〜!読んでるとめっちゃ走りたくなるし、走れるつもりになるのが不思議。

    投稿日:2018.10.08

  • toshifukushima

    toshifukushima

    14人の新進気鋭の作家たちが、Number Doに寄稿した「走ること」に関する短編集。走る気になる作と、ならない作があるが、作家さんたちがランナーという訳ではないので仕方ない。でも、その著者なりの「走る」ということの考え方がなんとなくわかり面白かった。続きを読む

    投稿日:2017.09.17

  • kakane

    kakane

    未読の作家のたくさんつまったオムニバス。それぞれの作家の傾向と実力の片鱗がうかかわれて楽しい読書だった。
    走るということは苦しいけど楽しい。そんなテーマに集まった作家たちの目の付け所がみどころか。

    投稿日:2017.09.15

  • catbackscoffee

    catbackscoffee

    Number Doに連載されていた
    「走る」をテーマにしたアンソロジー

    ある意味読書の対極にあるものが題材ということで、
    なかなかおもしろい切り口だなと思い。

    14本の短編のうち、良かったのベスト3は
    「パン、買ってこい」 中田永一
    「ベランダと道路」 柴崎友香
    「リスタート」 恒川光太郎
    ですね。結局はどれも気持ちよく走ってる感じだったから!
    続きを読む

    投稿日:2017.08.20

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