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川嶋みどり / 岩波新書 (13件のレビュー)
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わかな
面接を受けるにあたって買った本だけど、結局読んだのは受かった後だった。看護師を目指す上で読むべき本、買うべき本だったと思う。
投稿日:2021.12.13
Pooh
著者 川嶋みどりさんは、戦後から長年に渡って看護師として、看護のあり方や看護についての研究、専門職として看護師の立場、待遇の改善、そして後進の育成に携わってこられた方。 看護について、その意味や実践…的な方法まで、そして現代医療の問題点についても知ることができる手軽にして貴重な書。 ナイチンゲールの言葉が各章の扉や本文中でも多く取り上げられています。 その中の一つ「自己犠牲を伴わない献身こそ真の奉仕」との言葉がありました。ナイチンゲールの偉大さに感じ入るとともにこの言葉が実現されるよう、そうした社会システムを構築できれば、本当によい社会になるのだと思いました。 書名の「看護」という文字にとらわれ、自分には関係ない、と思い手にとらない方もいるかもしれません。 しかし「看護」は生きていれば必ず必要になること。 ぜひ、多くの人に読んでほしい一冊です。続きを読む
投稿日:2021.03.26
watson
この本は地元のブックカフェで読んだ。いつも紅茶一杯で滞在するので、手軽に読める詩集や画集を読んでいる。最近はそれらも読みつくしてしまったから、本の質が信用できて軽く読める岩波新書を手に取るようになっ…た。もともと置いてある岩波新書の冊数が少ないのに、その上医療・健康をテーマに絞ると、また読みつくしてしまうのではないかと心配だ。本屋が岩波新書を置く冊数を増やしてくれるように願っている。 この本では看護師が実際にどんな仕事をするのかというよりは、看護する姿勢について述べられている。自分の周りにもこんなふうに寄り添ってくれる人がいたらと思わされた。続きを読む
投稿日:2021.02.02
コトバイウ
2020年1月14日から2020年3月17日まで 上白石萌音の佐倉七瀬と 佐藤健の天堂浬の 日浦総合病院での仕事と恋模様を描き 大ブームを巻き起こした TBS火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』。 …上白石萌音ちゃんが 主人公を演じるために購入したのだと推測されます。 本書『看護の力』は 看護とは何か?の問いに答えています。 筆者の川嶋みどりは 2007年に第41回フローレンス・ナイチンゲール記章を受章しています。 https://redcross-nursing-history.jp/exhibition/nightingale.html続きを読む
投稿日:2020.06.11
a-peanuts
「看護」というものについて深く考え、経験してきたことを伝える本。 人間の治癒力と、予防としての看護、そして、十分な看護ができなかったり、看護の価値に気づいていない・認めていない現代の医療システムにつ…いて書かれていた。 「ケア」という言葉が、べびぃケアと同じ使われ方。寄り添うことで、本来その人が持っている力が引き出される。 札幌市の図書館で借りた本。 続きを読む
投稿日:2018.12.24
ゲスト
看護師の生き様考え方についての本。 看護師という職種がなぜできたのか、看護学校の変遷など看護の基本となることを学ぶことができました。一番印象に残ったのは、看護の力で「気づく力」というものがあることです…。どのように経験を重ねてもいつでも新鮮な目で対象を見ることができるように、日頃から感受性を研ぎ澄まし気づきのアンテナの感度を意識的に高めることが大切であると書かれていた。この考え方は看護以外の日常生活でも必ず役にたつだろう。続きを読む
投稿日:2018.05.09
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