【感想】世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか？～経営における「アート」と「サイエンス」～

・論理的思考は誰でも身につけられ、それにより正解のコモディティ化が生まれている
・つまりは、似たようなサービスが生まれ差別化が図れない
・そのような社会では、何を実現したいかというビジョンが大事
・ビ…ジョンは人をワクワクさせ、ビジョンにはストーリーが必要で、ストーリーは誰にも真似できない
・つまり、それこそが唯一無二となる
・これを実現するためには、美意識を鍛える必要があり、それは小説・哲学・美術館賞・瞑想などにより高められる
・パターン化ではなく様々な視点で物事を見る特性を養い、自分なりの感性を磨いていくことが重要続きを読む

同僚に勧められて読んだ。とてもいい読書だった。
・論理的、理性的な情報処理スキルの限界
・市場が自己実現消費へ向かっている
・システムの変化にルール、制度が追いつかない
内在的に真・善・美を判断するた…めの美意識
→ビジョン、行動規範、経営戦略、表現
意思決定におけるアート、サイエンス、クラフトは、アカウンタビリティー偏重ではダメ
イノベーションは機能、デザイン、ストーリーで成り立ち、ストーリーはコピーされない。
美意識を鍛えるためには、絵画、哲学、文学、詩続きを読む

時代がどのように変わっていこうとも、大切なことは今も昔も変わらないという、シンプルな結論が安心させてもくれ、勇気も与えてくれました。

頭でっかちになりがちな現代社会に生きる人たちにぜひ読んでほしい本…です。続きを読む

経営学の知識がなくても読める。勉強になる本。
言語化しにくいものをわかりやすく伝えている本。そうそうと思いながら読んだ。

2024年、6冊目です。

2024年1月以降に、サイトへの登録が上手くいかず、
読了した本を登録できなかったので、まとめて登録する。

思っていた内容とは違ったけど、面白かった。
サイエンスや経験重視の意思決定に染まってしまっている現代社会の停滞を打ち破るには人々が「美意識」を鍛え、それを活用していく他にないという主張を伝える1冊。