【感想】撃墜王は生きている!

井上和彦 / 小学館
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • pokke

    pokke

    5人の元日本軍エースパイロットが語る戦争の記憶。 戦ってきた方の生の声を聞くと、今の平和な世の中に生きて、今の価値観で「特攻隊は無駄死にだ」なんて絶対に言えない。 知らなければいけない歴史。 無知は罪だなとつくづく思う。 戦争はないに越した事はない。 でも、親兄弟はもちろん日本国の存続すら危うくなった時、全てをどうぞとただ差し出す事なんてできない。 あの時代に、命を賭けて戦ってくれた彼等がいてくれたおかげで、今の私達があると言う事に感謝しないといけない。 そして、生きてこうして語って下さった方々にも感謝。続きを読む

    投稿日:2023.01.04

  • うょ

    うょ

    (菅野大尉に関するエピソード目当てで手に取った。
    笠井上等飛行兵曹のお話に少し登場。)

    生き残った本人へのインタビューということもあり、戦後のご活躍も一緒に書かれていたのが良かった。
    単語に解説もつくので知識がなくとも読みやすいと思う。

    本文序章(p9l9)からの引用
    「自分の意思に反して徴兵されて戦地に送られ、生き残った人々が語る戦場の悲惨さは、むろん真実であろう。しかし、それは“戦場の真実の一側面”であって、何のために日本は戦争をしたのか、そこまでしてなぜ戦わなければならなかったのか、そして、いかに勇敢に戦ったのかという“戦争の真実”はまた別に存在するのである」
    続きを読む

    投稿日:2022.08.10

  • sai

    sai

    昭和的ではあるが、史実と思われるものに基づいた、調査力も発揮された本。

    出ている方々には敬意を表するが、そこここから読み取れるのは、現場近くの人的資源は極限以上に力を発揮したが、物量的、作成指令本部?的、政治的、大本営発表しか報道しないメディア力から考えて、負けるべくして負ける大戦だった、ということです。

    昨今、大本営発表的な報道が主流のマスゴミ、安倍首相のお友達マスゴミは、戦前のものと同じような空気を感じますね。

    ただ、近年はネットがあるので救いです。

    払ってもいい金額:600円
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    投稿日:2019.01.16

  • ハデルメデル

    ハデルメデル

    72年前。
    空で20歳ちょっとの男の子たちが身を呈して日本を守っていた。
    残っている写真の笑顔は、今の若者と変わらない。
    この人たちが撃墜してくれたから、爆弾が落とされず、現在がある人だってきっといるのだろう。
    そう考えると不思議だ。
    彼らが自分の人生と引き換えに守った日本を、もう二度と戦争の哀しみに投じてはいけないと、ほんとうに強く思う。
    続きを読む

    投稿日:2017.09.03

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